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【UMIDIGI A15T レビュー】お手頃価格で使いやすさが向上したAnTuTu39万点のローエンドスマホ

2024年8月15日

 UMIDIGI よりリリースされた【UMIDIGI A15T】を購入しました。2万円以下で購入できるローエンド帯のスマートフォンですが、処理性能の高いプロセッサ「MediaTek Helio G95」を搭載し、価格に対するパフォーマンスに優れたコスパの良いモデルです。下位モデルである【UMIDIGI A15】のスペックアップ版とも言えるこの機種は、大画面でコスパの良いスマートフォンを探している人におすすめです。詳しくレビューしていきます。

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田舎団子
田舎団子

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【UMIDIGI A15】のレビュー記事はこちら

UMIDIGI A15T のスペック

スマートフォン SIMフリー
機種名UMIDIGI A15T
カラー・ネブラパープル
・グレイシャーブルー
・スペースブラック
ストレージ128GB
+1TBまでmicroSDカードに対応
メモリ8GB(LPDDR4X)
+最大8GB追加可能
サイズ縦 :167.6mm
横 :75.3mm
厚さ:8.6mm
重量:198g
ディスプレイパネルタイプ:IPS液晶
サイズ:6.7インチ
解像度: HD+(1650×720)
アスペクト比:
ピクセル密度:ppi
輝度:500nits
リフレッシュレート:60Hz
タッチサンプリングレート:Hz
プロセッサMediatek Helio G95
バッテリー5,000mAh
有線充電速度:18W
無線充電速度:非対応
カメラ・メインカメラ 64MP
・超広角カメラ 8MP
・マクロカメラ 2MP
・フロントカメラ 16MP
生体認証サイド指紋認証
顔認証
対応バンドデュアルSIM(nanoSIM × 2)
※SIM2はmicroSDと排他

周波数帯域
2G:GSM:2/3/5/8
3G:WCDMA:1/2/4/5/8
4G:FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66
   TDD:34/38/39/40/41
Wi-Fi802.11 ac/a/b/g/n 2.4GHz/5GHz
Bluetooth5.0
位置情報GPS、AGPS、GLONASS、Galileo、BeiDou
オーディオ3.5mmイヤホンジャック
センサー類Gセンサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、周囲光センサー、近接センサー、側面指紋センサー
防水・防塵規格-
OSAndroid13
その他ホットキー
FMラジオ
NFC
UMIDIGI A15T スペック

UMIDIGI A15T は定番化したタピオカカメラデザインの樹脂筐体

開封〜内容物の紹介

UMIDIGI A15T パッケージ

 今回は、中国の通販サイト「AliExpress」で購入しました。本機はグローバルモデルとして販売されており、購入場所に関わらず同一の仕様となります。

UMIDIGI A15T 化粧箱

 背面には簡易的なスペック表が英語で表記されています。

UMIDIGI A15T 内容物

 内容物はスマートフォン本体と黒の半透明TPUの専用カバー、ユーザーガイド、充電アダプタ、充電ケーブル、そしてSIMピンです。

UMIDIGI A15T 充電器

 また、充電アダプタは日本仕様で18Wに対応しているものが同梱されていました。

田舎団子
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AliExpressから購入したからか、PSEマークは確認できませんでした。

本体外観の紹介

UMIDIGI A15T デザイン

 今回レビューするのはスペースブラックです。全体的にラメが施されており、黒というよりはグレーに近い色合いです。デザイン的には【UMIDIGI A15】や【UMIDIGI G6 5G】と共通しており、UMIDIGIの定番デザインと言えるでしょう。素材は全て樹脂製で、コストを抑えるための工夫が感じられます。

田舎団子
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かつてのUMIDIGIは高級感のある筐体が魅力の一つでしたが、価格維持が難しくなったのか、路線変更を図っているようです。

UMIDIGI A15T 筐体

 カメラは3眼構成で、LEDフラッシュライトも備えています。背面は全体的にサラサラとした質感ですが、カメラ周りは光沢のある仕上げとなっており、カメラの存在感を際立たせています。

UMIDIGI A15T 素材

 インターフェースとしては上部には3.5mmイヤホンジャックとマイク穴が備わっています。

UMIDIGI A15T インターフェース

 また、下部側面にはスピーカー穴と充電口、そしてマイク穴を、

UMIDIGI A15T 指紋認証

 背面向かって左側側面には音量ボタンと指紋認証兼電源ボタン、

UMIDIGI A15T ホットキー

 右側側面にはSIMスロットと、カスタム可能でUMIDIGIではおなじみのホットキーを備えています。

 ちなみに、下位モデルの【UMIDIGI A15】とは同一の筐体であるため、カバーや画面保護フィルムには互換性があります。また、同時期にリリースされている【UMIDIGI G6 5G】とも似たようなデザインですが、僅かにサイズが違うためアクセサリー類の調達は要注意です。

UMIDIGI A15T iPhone

 ちなみに【iPhone 15 Pro】と酷似しています。

田舎団子
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シールの跡が消えません。。。

画面保護フィルムは初期装備

UMIDIGI A15T ディスプレイ

 ディスプレイにはあらかじめ保護フィルムが貼られていますが、これは輸送中の傷を防ぐための簡易的なものであり、指紋や傷がつきやすく、品質はあまり高くありません。長期的に使用する場合は、別途調達することをお勧めします。

保護カバーも付属

UMIDIGI A15T カバー

 UMIDIGIは全ての製品に専用のカバーを付属しており、本機も例外ではありません。カバーの素材はTPUですが、黒の半透明なので黄ばみにくく、長く使えるのは嬉しいポイントです。

田舎団子
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本体のデザインを損なうことなく使用することができます!

ギリギリ200gを下回る本体重量

UMIDIGI A15T 重量

 本機は、スマートフォンが一般的に「重い」と感じる境界線とされる200gをわずかに下回る重量です。6.7インチという大画面を搭載しながら200gを切っているのは非常に珍しく、とても軽量なスマートフォンと言えます。樹脂素材を使用しているため、高級感にはやや欠けるかもしれませんが、軽量であることは現代のスマートフォンにおいて大きなメリットと言えるでしょう。

 付属のカバーも非常に軽量で、本体と合わせても224gに収まります。

全面フラットな形状で大きい筐体も、その軽さや薄さで持ちやすい

 本機の厚みは8.6mmと薄く、さらに重量も軽いため、ディスプレイ面と背面がフラットな形状であるにも関わらず、手にしっかりとフィットし、持ちやすいと感じられます。

田舎団子
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スマホヘビーユーザーにとってもうれしい設計です!

UMIDIGI A15T は古めかしいティアドロップ型ノッチの6.7インチディスプレイを搭載

解像度はHD+と控えめな6.7インチ液晶ディスプレイ

UMIDIGI A15T 液晶

 本機は6.7インチの大型液晶ディスプレイを搭載しています。しかし、解像度やリフレッシュレートは低く、画面が大きいだけでスペックは高くありません。周囲のベゼルも広いため、ノッチ形状を含めて見ても一昔前のローエンドスマートフォンを彷彿とさせるディスプレイです。ただし、決して見にくいわけではなく、色合いも悪くありません。動画視聴やWeb閲覧程度であれば、特に問題なく使用できます。

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かつてのUMIDIGIはディスプレイがきれいで有名でしたが、昨今は価格維持を優先しスペックを落としているようです。

ディスプレイ輝度は500nitと低め

UMIDIGI A15T 輝度

 最大輝度は500nitと低く、晴れた日の屋外など明るい場所では画面が見えづらい場合があるので注意が必要です。

田舎団子
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液晶ディスプレイは有機ELディスプレイと比べて価格は安く実装できますが、どうしても明るさなどスペックは低くなってしまいます。

UMIDIGI A15T は未改造のAndroid13を搭載

ホーム画面やメニュー画面はシンプル

 初期アプリはGoogle系のアプリと必要最低限のツールアプリのみで、すっきりとしていて好印象です。また、動作時のアニメーションなどが一切ないため、ローエンド帯のスマートフォンでありながら、スムーズで軽快な操作感を実現しています。見た目の派手さはありませんが、操作時にカクついたり、ラグを感じたりすることが一切ない、システム全体の「軽さ」は高く評価できます。

田舎団子
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システム開発費ももちろん製品単価に乗ってくるので、こだわりのない人にとっては素のAndroidもありではないでしょうか!

ストレージ容量は128GBと潤沢

UMIDIGI A15T ストレージ

 ストレージ容量は128GBと、一般的な用途には十分な容量を備えています。もし容量が足りなくなった場合でも、microSDカードに対応しているので、そちらを活用できます。前述の通り、システム領域が約5GBと少ないため、ユーザーが自由に使える領域を圧迫していない点は非常に優秀です。

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システムの軽さはUMIDIGIの強みです!

UMIDIGI A15T は日常使用では全く問題なく快適な動作を実現

AnTuTuベンチマークテスト(V10)の結果

UMIDIGI A15T AnTuTU

 SoCには「Mediatek Helio G95」を搭載し、スマートフォンの性能を測るAnTuTuベンチマークテストVersion10.3.1にて約39万点を記録しました。このスコアは、人気の「Helio G99」や【UMIDIGI G6 5G】で採用されている「MediaTek Dimensity 6100+」に近い性能を示しており、SNSやWeb閲覧、動画鑑賞、軽いゲームなどにおいてはストレスなくサクサク動作します。スマートフォンをライトに使うユーザーにとっては必要十分なパワーを持ち、不満を感じることはないでしょう。

田舎団子
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もちろん、3Dグラフィックを用いたゲームは快適には動作しません。

⇩AnTuTu V10のスコア結果⇩

機種名得点SoC
OnePlus132,755,009Snapdragon 8 Elite
nubia Z70 Ultra2,563,273Snapdragon 8 Elite
vivo X200 Pro2,500,672MediaTek Dimensity 9400
vivo X100 Pro2,054,033MediaTek Dimensity 9300
vivo X100 Ultra2,052,615Snapdragon 8Gen3
Xiaomi 14 Ultra2,022,587Snapdragon 8Gen3
Xiaomi 14T Pro1,958,203MediaTek Dimensity 9300+
OnePlus121,856,957Snapdragon 8Gen3
iPhone 16 Pro1,718,126A18 Proチップ
POCO X7 Pro1,605,613MediaTek Dimensity 8400-Ultra
POCO F6 Pro1,555,253Snapdragon 8Gen2
iPhone 15 Pro1,537,143A17 Proチップ
Xiaomi 13T Pro1,479,727MediaTek Dimensity 9200+
Xiaomi 12T Pro1,284,359Snapdragon 8+Gen1
Google Pixel 9 Pro XL1,157,880Google Tensor G4
Google Pixel 7975,199Google Tensor G2
Google Pixel 6843,237Google Tensor
Redmi Note 13 Pro+769,953MediaTek Dimensity 7200 Ultra
arrows We2 Plus609,869Snapdragon 7s Gen2
Blackview BL8000577,577MediaTek Dimensity 7050
Blackview SHARK 9542,268Unisoc T820
Blackview N6000405,376MediaTek Helio G99
UMIDIGI A15T394,070Mediatek Helio G95
UMIDIGI G6 5G373,817MediaTek Dimensity 6100+
UMIDIGI A15301,934UNISOC T616
Redmi 14C261,903MediaTek Helio G81-Ultra
UMIDIGI G3 Max256,151UNISOC T606
※ガジェチェス実測の参考記録(AnTuTuスコア)

高パフォーマンスモードを搭載

 設定にある「DuraSpeed」機能は、選択したアプリの起動中にバックグラウンド処理を制限することで、パフォーマンスを向上させることができます。ゲームなどで処理能力が不足していると感じた場合は、この機能を試すと改善する場合があります。

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AnTuTuスコア的には変化はありません。

設定から仮想メモリを追加可能

 設定からメモリ拡張を設定することで、ストレージの一部をメモリとして使用できます。本機は最大で8GB拡張できるため、もともとのメモリ容量8GBと合わせて、最大16GBのメモリ容量を実現できます。ストレージに余裕がある場合は、より快適な操作体験のために本機能を活用することをおすすめします。

① 「設定」を開く
② 「Memory expansion」をタップ
③ 8.0GBまで好きな容量を選ぶ
④ 「Memory expansion」スイッチをオン
⑤ 再起動

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基本的に最大容量で設定することをお勧めします!

Xの挙動をチェック

 前述したように、X(旧Twitter)の操作は非常にスムーズで、アプリの起動からタイムラインのスクロール、画像の表示まで、一切のストレスを感じることなく快適に利用できました。

田舎団子
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X廃人の筆者にはうれしい処理性能です!

UMIDIGI A15T は省エネ設計で一日中安心なバッテリー持続時間を実現

省電力性能は超優秀

UMIDIGI A15T バッテリー

 バッテリーテストは「PCMark for Android」を使用し、画面リフレッシュレート60Hz、輝度と音量を共に50%に固定して実施しました。その結果、バッテリー残量100%から20%になるまでになんと17時間45分もかかりました。単純計算では、0%になるまで使い続けた場合は約22時間11分も持つことになります。

 輝度や解像度、リフレッシュレートが低いディスプレイやシングルスピーカーといった仕様が、電力消費を抑える要因となり、結果としてこの長時間駆動を実現していると考えられます。バッテリー容量自体は5,000mAhとスマートフォンとしては一般的ですが、それを上回るバッテリー持続時間を実現している点は、まさにUMIDIGIらしさと言えるでしょう。

田舎団子
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ハイエンドスマホよりも優れた特徴です!

⇩バッテリーテストスコア結果⇩

機種名記録時間バッテリー容量
Blackview BL800022時間43分8,800mAh
UMIDIGI A15T22時間11分5,000mAh
UMIDIGI A1521時間56分5,000mAh
OnePlus 1220時間56分5,400mAh
vivo X100 Pro20時間35分5,400mAh
vivo X200 Pro20時間26分6,000mAh
Redmi 14C19時間5分5,160mAh
Xiaomi 14T Pro18時間35分5,000mAh
OnePlus1318時間10分6,000mAh
Google Pixel 9 Pro XL18時間3分5,060mAh
arrows We2 Plus16時間3分5,000mAh
UMIDIGI G6 5G17時間13分5,000mAh
POCO X7 Pro16時間45分6,000mAh
Google Pixel 615時間53分4,614mAh
Blackview N600015時間43分3,880mAh
Redmi Note 13 Pro+15時間17分5,000mAh
Xiaomi 12T Pro15時間07分5,000mAh
Xiaomi 13T Pro14時間50分5,000mAh
Xiaomi 14 Ultra14時間37分5,000mAh
POCO F6 Pro14時間23分5,000mAh
Google Pixel 714時間00分4,355mAh
nubia Z70 Ultra13時間3分6,150mAh
Blackview SHARK 913時間10分5,000mAh
ガジェチェス実測の参考記録(バッテリー性能)

バッテリーセーバーでさらに電力消費を抑えることが可能

 設定アプリやコントロールセンターより省電力モードを選択することができ、バッテリー容量をさらに抑えて使用することができます。充電が出来ない環境で非常に有効です。

田舎団子
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もともとの省電力性能が高い為、活用する機会は少なそうですね!

充電は有線最大18Wに対応

 本機は最大18Wの急速充電に対応しています。なお、残念ながら無接点充電には非対応です。

UMIDIGI A15T はシングルモノラルスピーカーでチープなスピーカー音質

サウンド性能は低め

 本機は本体下部にモノラルスピーカーを1つのみ搭載しています。そのため、音に広がりがなく、ややこもったように聞こえることがあります。音楽鑑賞や動画視聴を快適に楽しみたい場合は、Bluetoothスピーカーなどの外部オーディオ機器との接続をおすすめします。

田舎団子
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コストを掛けていないスピーカーです。

3.5mmイヤホンジャック搭載

 また、本機は本体上部に3.5mmのイヤホンジャックを搭載しています。

UMIDIGI A15T は電源ボタン兼指紋認証センサーを搭載

爆速のサイド物理指紋認証システムを採用

 電源ボタンには指紋認証センサーが内蔵されており、触れるだけで瞬時にロックを解除できます。画面がオフの状態でもセンサーが反応するため、ポケットからスマートフォンを取り出す動作の中で自然にロック解除できます。

田舎団子
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認証速度や制度が良く快適です!

顔認証にも対応

 また、インカメラを活用した顔認証システムも搭載しています。しかし、使用してみると画面を見てからワンテンポ遅れてロックが解除されるため、基本的には指紋認証の使用をおすすめします。

UMIDIGI A15T は64MPのメインカメラを搭載も注意点あり

メインカメラ 64MP

オート撮影

UMIDIGI A15T カメラ
UMIDIGI A15T メインカメラ
UMIDIGI A15T 写真

 メインカメラには64MPの高解像度イメージセンサーを採用しており、明るい環境下では非常に美しい写真を撮影できます。自然な色味はそのまま再現するのではなく、やや濃いめに仕上げる傾向があります。ただし、シャッタースピードが遅いため、撮影完了したと思ってスマートフォンを動かしてしまうと、意図した構図からズレた写真になってしまうことがあります。場合によってはシャッターチャンスを逃してしまう可能性もあるため、撮影時には注意が必要です。

田舎団子
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そして、HDRをオンにするとウォーターマークが表示されない不具合があります。

ポートレートモード

 ポートレートモードも搭載されていますが、背景を強くぼかすことはできませんでした。

夜景モード

 また、夜景モードも搭載しており、暗所での撮影時に有効です。

望遠性能

8倍

 本機は望遠カメラを搭載しておらず、メインカメラによる最大8倍までのデジタルズームのみ対応しています。しかし、デジタルズームで撮影した写真は非常に粗くなってしまい、実用性に欠けます。

田舎団子
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2倍程度までなら問題はありません!

超広角カメラ 8MP

オート撮影

 超広角カメラには8MPのイメージセンサーを採用しており、正直なところスペックは低く、メインカメラよりも画質は劣ります。自然の色味は、メインカメラがやや濃いめに補正するのに対し、超広角カメラでは鮮やかに補正されます。色鮮やかな加工により、一見すると見栄えのする写真に見えますが、細部が粗く、暗部が黒くつぶれてしまうため、多用は避けた方が良いでしょう。

マクロカメラ 2MP

 本機はマクロカメラも搭載していますが、超広角カメラと同様にスペックが低く、あまり使いどころがない印象です。

田舎団子
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基本メインカメラを使用しましょう。

UMIDIGI A15T は最大4K解像度での動画撮影に対応も手振れ補正はなし

動画性能は低いと言わざるを得ない

 本機は最大4K解像度での動画撮影が可能ですが、手ブレ補正が一切効かないため、実用的とは言えません。1080pでの撮影でも同様で、手持ちでの撮影では映像がブレてしまい、見づらいものになってしまいます。また、超広角カメラでの動画撮影はできず、全体的に動画性能が低いスマートフォンと言わざるを得ません。

田舎団子
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スマホに動画性能を求める人には向きません。要注意です。

UMIDIGI A15T の対応バンド及びVoLTE状況

nanoSIM × 2枚 による2番号の運用が可能

 SIMトレーはnanoSIM2枚か、1枚+microSDカード1枚を入れることができるハイブリット仕様となります。

5G通信には非対応

2G:GSM:2/3/5/8
3G:WCDMA:1/2/4/5/8
4G:FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66
   TDD:34/38/39/40/41

 幅広い4Gバンドに対応しているため、キャリアを選ばずに満足できる通信が可能です。しかし、5Gによる高速通信には非対応です。

VoLTEや技適にもしっかりと対応

 本機は技適認証を取得しているため、日本国内でも問題なく通信できます。実際に楽天モバイルのSIMカードを挿入して試したところ、APNを手動で選択することで通信が可能になりました。

 また、通知バーにはVoLTEの表記はありませんが、設定アプリを確認するとVoLTEが有効になっていることがわかりました。これにより、高音質な音声通話も可能です。

田舎団子
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4Gの対応バンドがとても広く、全てのキャリアで満足な通信が可能です。

UMIDIGI A15T は防水防塵やおサイフケータイに非対応

防水防塵性能非対応

 本機は防水性能はありません。お風呂や雨の日に使用することは控えましょう。

おサイフケータイ非対応

 また、残念ながらおサイフケータイ(FeliCa)に非対応です。

田舎団子
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NFCによるGooglePay等のタッチ決済は使用することができます。

Netflix 及び Amazon Prime Video 等の HD 再生に非対応

  Widevine レベルは3で、本機でサブスク系映像コンテンツを高画質で見ることはできません

田舎団子
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あると嬉しい便利機能はほとんど搭載されていません!

カスタム可能なホットキーを搭載

 UMIDIGI製品の特徴であるホットキー機能は、このモデルにも搭載されています。ホットキーのダブルクリックや長押しに、好きな機能やアプリの起動を設定できます。例えば、フラッシュライトやカメラを割り当てれば、素早くアクセスできてとても便利です。

UMIDIGI A15T の価格

定価 ⇒ 23,900円

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まとめ:お手頃価格で使いやすさ向上、用途限定で活躍するローエンドスマホ

メリット

  • 6.7インチの発色の良いIPS液晶ディスプレイ
  • サクサク動く力強い処理能力
  • 長時間駆動を実現した省電力性能
  • カスタム可能なホットキー搭載
  • 安価な価格設定

デメリット

  • チープに感じる筐体設計
  • 大きい以外強みのないディスプレイ性能
  • シングルモノラルスピーカー
  • 手振れ補正が効かない動画性能
  • 非防水防塵・非おサイフケータイ

 【UMIDIGI A15T】は下位モデルの【UMIDIGI A15】をマイナーチェンジした、1万円台で購入できるローエンド帯のスマートフォンです。主な変更点は2つ。プロセッサが上位の「Mediatek Helio G95」になり、ストレージ容量がスペックダウンしています。

 この変更により、価格は1万円台のまま、使いやすさが格段に向上しました。しかし、得意不得意が明確なため、スマホヘビーユーザーがメインスマホとして使うには不向きであると言えます。サブスマホや寝室用など、用途を限定すれば、高い処理性能を発揮し活躍が期待できることでしょう。

引用(

  • この記事を書いた人

田舎団子(イナカダンシ)

新潟県田舎在中のガジェットレビュアー。スマートフォン・タブレット・TWS等ガジェットを中心にレビューします!

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