Xiaomiより2024年5月9日より【Redmi Note 13 Pro+ 5G】がリリースされました。同日にはフラグシップスマートフォンの【Xiaomi 14 Ultra】がリリースされてとても注目度が高く【Redmi Note 13 Pro+ 5G】はその陰に隠れてしまっていますが、ディスプレイ・処理能力・カメラ・充電速度等すべての性能が高いレベルでまとまっており、加えて価格も安くコスパ性能に長けたスマートフォンに仕上がっています。以下に詳細にレビューします。
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Redmi Note 13 Pro+ 5G の スペック
機種名 | Redmi Note 13 Pro+ 5G |
カラー | ・オーロラパープル ・ミッドナイトブラック ・ムーンライトホワイト |
ストレージ | 256GB(UFS3.1) |
メモリ | 8GB(LPDDR5) +最大8GB追加可能 |
サイズ | 縦 :161.4mm 横 :74.2mm 厚さ:8.9mm 重量:204.5g |
ディスプレイ | パネルタイプ:CrystalRes AMOLED サイズ:6.67インチ 解像度:1.5K (2712×1220) アスペクト比: ピクセル密度:446ppi ピーク輝度:1800nits リフレッシュレート:120Hz タッチサンプリングレート:2160Hz Corning® Gorilla® Glass Victus® |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 7200 Ultra |
バッテリー | 5,000mAh 有線充電速度:120W(最短19分で満充電) 無線充電速度:非対応 |
カメラ | ・メインカメラ(ISOCELL HP3)+ OIS 200MP(1/1.4インチ , f/1.65) ・超広角カメラ 8MP(f/2.2) ・マクロカメラ 2MP(f/2.4) ・フロントカメラ 16MP(f/2.4) |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
対応バンド | デュアルSIM(nanoSIM + eSIM) 周波数帯域 【2G】 GSM:850/900/1800/1900 【3G】 WCDMA:1/2/4/5/6/8/19 【4G】 LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/ 20/26/28/32/66 LTE TDD:38/40/41 【5G】 n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 / Wi-Fi 5 / 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.3 コーデック:LDAC,LHDC,aptX,aptX HD,AAC,SBC |
位置情報 | GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou、 AGNSS、A-GPS/A-GLONASSS/A-BDS |
オーディオ | デュアルスピーカーDolby Atmos® 対応 |
センサー類 | 近接センサー、360° 外光センサー、加速度センサー、 電子コンパス、赤外線ブラスター、ジャイロスコープ X 軸リニアモーター |
防水・防塵規格 | IP68 |
OS | Xiaomi HyperOS(Android14) |
その他 | おサイフケータイ対応 120W急速充電気同梱 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G はパステルカラーがかわいい洗礼された筐体デザイン
開封〜内容物の紹介
化粧箱は白を基調とし、メーカーロゴと製品名が大きく印字されたシンプルなデザインです。
内容物はスマートフォン本体と専用のカバー、ユーザーガイド、充電ケーブル、充電器、そしてSIMピンです。
【Xiaomi 13T Pro】と同様に神ジューデンに対応した120W急速充電気が同梱されています。
本体外観の紹介
筆者は「オーロラパープル」色を購入しました。このカラーはパステル紫が大部分を占めていますが、カメラユニットの部分はパステル青、フラッシュライトの部分はパステル水色、そしてフェリカマークとメーカー名の印字部にはパステル緑で色分けされている特徴的なデザインをしています。
カメラは3眼構成です。レンズがそれぞれ独立して突起しており、近年流行しているような大きく主張するカメラユニットとは異なり、デザイン的にも重心的にもバランスの取れたシンプルなデザインと言えるでしょう。
背面素材は曇りガラスのような素材を使用しており、サラサラとした手触りが特徴です。優しい色味と相まって、可愛らしい印象を与えます。
本体側面は金属素材を採用しています。上部にはマイク穴とスピーカー、そしてIRブラスター(赤外線発信機)、
下部側面にはスピーカー、充電口、マイク穴、SIMスロットを備えます。
そして、背面向かって左側側面には音量ボタンと電源ボタンがあり、
背面向かって左側側面には何もありませんでした。
また、ディスプレイ面と背面の両側面はラウンド形状になっており、非常にスリムな印象を与えます。
画面保護フィルムは初期装備
ディスプレイ面には、購入時点で画面保護フィルムが貼られています。このフィルムは指紋がつきにくく、滑らかな指触りで、質の高い素材が使われていると思われます。
とても上質な初期保護フィルム、大事に使用しましょう。
保護カバーも付属
さらに、専用のTPUカバーも同梱されており、追加でオプション品を購入することなく端末の使用を開始できます。カバーは黒いシリコン系の素材でできていますが、カメラ部分以外も大きく開口しているため、保護力にはやや不安が残ります。
ぶっちゃけ、ダサいと思います。別途調達することをお勧めします。
本体重量は約206gと重め
初期保護フィルムを張り付けた状態での本体重量は実測で206gでした。200gを上回っている以上は決して「軽い」とは言えませんが、6.7インチクラスのスマートフォンとしては普通の部類でしょう。
同梱されていた専用のカバーを装着した状態では約223gという結果となりました。
iPhone15 Pro Maxは6.7インチディスプレイを採用し裸で221gです。
大きな筐体を感じさせない最高の持ちやすさ
約6.7インチの大きなディスプレイ、8.9mmの厚み、206gの重量というスペックだけを見ると、持ちにくそうな印象を受けるかもしれません。しかし、両側面のラウンド加工と74.2mmの横幅により、手に馴染む形状となっており、実際にはとても持ちやすい端末です。前述の通り、重心が中央にあり重量バランスも良いため、長時間使用しても疲れにくい設計になっています。
Redmi Note 13 Pro+ 5G はフラグシップ級のディスプレイ性能を備える
6.67インチの大型有機ELディスプレイを搭載
本機は6.67インチの有機ELディスプレイを採用しています。カーブエッジでベゼル部は細く、傷が付きにくい「Corning® Gorilla® Glass Victus®」を採用した設計です。
1.5K解像度で120Hzのリフレッシュレートを実現
ディスプレイの解像度は 1.5K(2712×1220)を誇り、リフレッシュレートは120Hzで滑らかな画面の切り替わりを体験することができます。
ディスプレイのピーク輝度は脅威の最大1,800nit
ピーク輝度は最大1,800nitsとなり、太陽光の強い日の屋外でも抜群の視認性を発揮します。ガラス強度・解像度・輝度等すべての性能が非常に高く、フラグシップスマートフォンのディスプレイ性能に引けを取らないハイエンド仕様のディスプレイとなっています。
ディスプレイはすべてのスペックが最高峰です!
Redmi Note 13 Pro+ 5G は Xiaomi オリジナルの Hyper OS を搭載
Android14 ベースで使いやすいオペレーティングシステム
XiaomiのHyperOSは、同社のスマートフォンに搭載されている新しいオペレーティングシステムです。「パフォーマンスの最適化」「エネルギー効率」カスタマイズ性」「セキュリティ機能」「AI統合」「Xiaomiデバイス間の互換性」に優れ、これらの特徴を通じてユーザーに対してよりシームレスでパーソナライズされたモバイル体験を提供することを目指しているシステムとなっています。
ストレージ容量は256GB、最初から約30GB使用中
用意されたストレージ容量は256GBです。microSDカードが非対応となるため、データの管理は注意が必要です。また、初期状態でのストレージ使用量は約30GBもあり、実質的な空き容量は226GBしかありません。
Xiaomiのスマートフォンはシステム容量が多くストレージを圧迫しがちです。
Redmi Note 13 Pro+ 5G は中高価格帯スマホ向けの強力なSoCを採用
MediaTek Dimensity 7200 Ultraはバランスの取れたパフォーマンスと機能性を提供
SoCには「MediaTek Dimensity 7200 Ultra」を搭載しており、スマートフォンの性能を測るAnTuTuベンチマークテストVersion10.2.5にて約73万点を記録しました。このスコアはハイエンドスマートフォンには及ばないものの、ミドルレンジ帯としては十分な処理性能と言えます。ブラウジングや動画鑑賞などの日常的な使い方では全く問題なく、快適に操作できます。また、原神などの高負荷なゲームも設定を調整すれば十分にプレイ可能です。ヘビーゲーマーには物足りないかもしれませんが、ライトユーザーにとってはちょうど良いバランスの取れた端末と言えるでしょう。
⇩AnTuTu V10のスコア結果⇩
機種名 | 得点 | SoC |
vivo X100 Pro | 2,054,033 | MediaTek Dimensity 9300 |
vivio X100 Ultra | 2,052,615 | Snapdragon 8Gen3 |
Xiaomi 14 Ultra | 2,022,587 | Snapdragon 8Gen3 |
OnePlus12 | 1,856,957 | Snapdragon 8Gen3 |
iPhone 16 Pro | 1,718,126 | A18 Proチップ |
POCO F6 Pro | 1,555,253 | Snapdragon 8Gen2 |
iPhone 15 Pro | 1,537,143 | A17 Proチップ |
Xiaomi 13T Pro | 1,479,727 | MediaTek Dimensity 9200+ |
Xiaomi 12T Pro | 1,284,359 | Snapdragon 8+Gen1 |
Google Pixel 9 Pro XL | 1,157,880 | Google Tensor G4 |
Google Pixel 7 | 975,199 | Google Tensor G2 |
Google Pixel 6 | 843,237 | Google Tensor |
Redmi Note 13 Pro+ | 769,953 | MediaTek Dimensity 7200 Ultra |
arrows We2 Plus | 609,869 | Snapdragon 7s Gen2 |
Blackview BL8000 | 577,577 | MediaTek Dimensity 7050 |
Blackview N6000 | 405,376 | MediaTek Helio G99 |
UMIDIGI A15T | 394,070 | Mediatek Helio G95 |
UMIDIGI G6 5G | 373,817 | MediaTek Dimensity 6100+ |
UMIDIGI A15 | 301,934 | UNISOC T616 |
Redmi 14C | 261,903 | MediaTek Helio G81-Ultra |
UMIDIGI G3 Max | 256,151 | UNISOC T606 |
⇩【参考】AnTuTu V9 スコア結果⇩
機種名 | 得点 | SoC |
Xiaomi Mi11 Ultra | 775,320 | Snapdragon 888 |
Redmi K40 / POCO F3 | 686,792 | Snapdragon 870 |
POCO X3 Pro | 547,118 | Snapdragon 860 |
HONOR 50 | 515,059 | Snapdragon 778G |
Redmi Note 12 Pro | 424,516 | MediaTek Dimensity1080 |
OPPO Reno5 A | 398,362 | Snapdragon 765G |
OPPO Reno7 A | 381,145 | Snapdragon 695 |
Blackview BV8800 | 300,343 | MediaTek Helio G96 |
Redmi Note 11 | 253,847 | Snapdragon 680 |
Redmi 10 | 209,927 | MediaTek Helio G88 |
Blackview A100 | 209,132 | MediaTek Helio P70 |
UMIDIGI A13 Pro | 201,896 | UNISOC T610 |
Redmi 9T | 192,172 | Snapdragon 662 |
UMIDIGI A11 Pro Max | 191,795 | MediaTek Helio G80 |
UMIDIGI A13S | 152,958 | UNISOC T310 |
OPPO A77 | 117,987 | MediaTek Helio G35 |
UMIDIGI A11 | 108,026 | MediaTek Helio G25 |
処理性能が向上する高パフォーマンスモードを実装
本機は設定アプリから「パフォーマンスモード」を選択できます。このモードでは処理性能が向上する代わりに消費電力も増加するため、原神などの3Dグラフィックを使用した高負荷なゲームをより快適にプレイしたい場合に有効です。実際にAnTuTuベンチマークテストでもスコアが若干上昇しましたが、同時に発熱も少し増えることが確認できました。
設定から仮想メモリを追加可能
Android 12以降では、本体ストレージの一部をRAMとして活用できる機能が標準搭載されています。本機もこの機能に対応しており、最大8GBまでRAMを拡張可能です。これにより、合計RAM容量は16GBとなり、多くのアプリを同時に使用したり、重いゲームをプレイしたりする場合でも、動作が遅くなったり、アプリが強制終了したりするのを防ぐことができます。ゲームをしない場合でも効果がある設定なので、基本的には最大の8GBに設定しておくことをおすすめします。
ストレージ容量を使い仮想メモリとするので、ストレージ容量に空きがないと機能しないので注意!!
Xの挙動をチェック
前述している通り、ツイッターの動作については一切の不満なくサックサクに動いてくれました。
SNS・WEB閲覧、動画視聴程度は一切不満ありません!
Redmi Note 13 Pro+ 5G は平均的なバッテリー性能
バッテリー容量は5,000mAhと並
本機に搭載されているバッテリーの容量は5,000mAhです。最近のスマートフォンはバッテリーの大容量化が進んでいるため、本機の5,000mAhという容量は、現在では平均的なサイズと言えるでしょう。
省電力性能も並
バッテリーテストを「PCMark for Android」にて、画面リフレッシュレート120Hz、輝度音量共に50%固定して実施しました。その結果、バッテリー残量100%から20%になるまでに12時間14分かかりました。つまり0%になるまで使用を続けた場合は約15時間17分かかる計算となります。結果から見るに、バッテリー容量と同じく省電力性能も平均的な実力と言えます。
⇩バッテリーテストスコア結果⇩
機種名 | 記録時間 | バッテリー容量 |
UMIDIGI A11 Pro Max | 23時間17分 | 5,150mAh |
UMIDIGI A11 | 23時間05分 | 5,150mAh |
Blackview BL8000 | 22時間43分 | 8,800mAh |
UMIDIGI A15T | 22時間11分 | 5,000mAh |
UMIDIGI A15 | 21時間56分 | 5,000mAh |
OnePlus 12 | 20時間56分 | 5,400mAh |
vivo X100 Pro | 20時間35分 | 5,400mAh |
Redmi Note 11 | 19時間50分 | 5,000mAh |
UMIDIGI G3 Max | 19時間21分 | 5,150mAh |
Redmi 14C | 19時間5分 | 5,160mAh |
Google Pixel 9 Pro XL | 18時間3分 | 5,060mAh |
UMIDIGI A13S | 16時間15分 | 5,150mAh |
arrows We2 Plus | 16時間3分 | 5,000mAh |
UMIDIGI G6 5G | 17時間13分 | 5,000mAh |
Redmi K40 / POCO F3 | 16時間10分 | 4,520mAh |
POCO X3 Pro | 16時間10分 | 5,160mAh |
Google Pixel 6 | 15時間53分 | 4,614mAh |
Blackview N6000 | 15時間43分 | 3,880mAh |
Redmi Note 13 Pro+ | 15時間17分 | 5,000mAh |
Xiaomi 12T Pro | 15時間07分 | 5,000mAh |
UMIDIGI A13 Pro | 14時間57分 | 5,150mAh |
Redmi Note 12 Pro | 14時間52分 | 5,000mAh |
Xiaomi 13T Pro | 14時間50分 | 5,000mAh |
Xiaomi 14 Ultra | 14時間37分 | 5,000mAh |
POCO F6 Pro | 14時間23分 | 5,000mAh |
Google Pixel 7 | 14時間00分 | 4,355mAh |
HONOR 50 | 13時間29分 | 4,300mAh |
Redmi 10 | 13時間04分 | 5,000mAh |
Blackview A100 | 8時間41分 | 4,680mAh |
バッテリー保護機能が実装
設定アプリから省電力モードを選択でき、2段階から選んでバッテリーの持ちを良くすることができます。充電できない環境下で有効です。
コントロールセンターから簡単に設定することもできます!
120Wの有線急速充電に対応
充電速度は本機最大の特徴の一つで、【Xiaomi 13T Pro】と同じく、国内機種最速の120Wに対応しています。公式にはわずか19分で満充電できるとされており、朝の短時間でも充電ケーブルを繋ぐだけで1日中使えるバッテリーを確保できる、驚異的な充電速度を誇ります。
無接点充電には非対応
とても優秀な有線充電機能を有している本機は、残念ながら無接点充電には非対応です。
Redmi Note 13 Pro+ 5G のサウンドはお値段以上の性能を発揮
上質な音質と大きな音量のステレオスピーカーを搭載
スピーカーはハイエンドスマートフォンに引けを取らないほど優れた性能を備えており、非常にクリアで迫力のあるサウンドを奏でます。空間オーディオやデュアルステレオスピーカーにも対応しており、美しい大画面と相まって、最高の動画・音楽鑑賞体験を提供します。
LDACコーデックに対応
ワイヤレスイヤホンとの接続では、ハイレゾサウンドを楽しめるLDACコーデックに対応しています。ただし、aptX Adaptiveコーデックには対応していません。
Redmi Note 13 Pro+ 5G は画面内指紋認証と顔認証によるロック解除が可能
爆速の画面内指紋認証
本機は、有機ELディスプレイに画面内指紋認証センサーを搭載しています。これはハイエンド端末の象徴とも言える機能です。センサーの位置はやや下寄りですが、感度も良く、素早いロック解除が可能です。
顔認証にも対応
インカメラを使用した顔認証にも対応しており、こちらも指紋認証と同様に瞬時にロックを解除できます。
状況に応じて使い分けましょう!
Redmi Note 13 Pro+ 5G は2億画素の超高解像度イメージセンサーで鮮やかで繊細な写真撮影を実現
メインカメラ(Samsung ISOCELL HP3)+OIS 2億画素
オート撮影
本機最大の特徴は、メインカメラに2億画素の超高精細イメージセンサー「Samsung ISOCELL HP3」を採用している点です。通常撮影モード(3:4アスペクト比)では12MPに抑えて撮影されますが、草木の細部まで捉えることができ、余裕のある描写力を感じられます。Xiaomiらしく、色合いは鮮やかに再現され、明るく映える写真に仕上がります(AI撮影オンの場合)。光学式手ブレ補正(OIS)も搭載しているため、片手で撮影しても手ブレが少なく、失敗する可能性は大幅に低減されます。
Xiaomi × Samsung の組み合わせは筆者は非常に好きです!
ポートレートモード
ポートレートモードでは、ぼけ感の強度を選択して雰囲気のある写真撮影を楽しめます。しかし、被写体以外でぼかしたい部分がうまくぼけず、イメージ通りの写真を撮るには少し手間がかかる印象でした。センサーの問題かSoCの処理能力の問題かは断定できませんが、改善を期待したい点です。
夜景モード
夜景モードは非常に優秀です。非常に暗く光源が少ない環境でも、夜景モードを使用することで明るい写真を撮影できました。
望遠性能
本機は望遠カメラを搭載していませんが、2億画素カメラを活用した4倍ロスレスズーム機能に対応しています。4倍ズーム時は2億画素の中央5000万画素を切り出して使用するため、画質の劣化を抑えつつズーム撮影を実現しています。実際に撮影した写真を見ると、花や料理など被写体に近いものを撮影する際は非常に実用的ですが、遠くの風景を撮影する際には白飛びが発生しやすく、撮影環境を選ぶようです。
また、最大のズームは10倍のデジタルズームとなり、撮影した写真は粗くなってしまうため実用的とは言い難い性能でした。
超広角カメラ 800万画素
オート撮影
超広角カメラはメインカメラと比べると解像度は800万画素と低く、スペック的には大きく劣ります。しかし、明るい環境では十分にきれいな写真撮影を実現します。
夜景モード
超広角カメラによる暗所撮影はさすがにスペック不足を感じさせる写真となってしまいます。
基本メインカメラを使用しましょう。
マクロカメラ 200万画素
本機はマクロカメラも搭載していますが、はっきり言って用途はありません。上の写真を見て分かる通り、メインカメラのズームの方が圧倒的に良い写真を撮影することができるので、マクロカメラは使用しないようにしましょう。
マクロカメラは被写体に寄って撮影をする必要があり影を意識しなくてはならないので、性能が良くても使いずらいです。
Redmi Note 13 Pro+ 5G は手振れを抑えた上質な動画撮影が可能
撮影はメインカメラ1080p60fpsのスーパー手振れ補正オフがお勧め
本機のカメラ性能はカメラ性能と同じく上質な動画撮影が可能です。2億画素のイメージセンサーとOISが機能して、手振れを抑えた上質で鮮やかな動画を手軽に撮影することができました。設定より「スーパー手振れ補正」を選択することができますが、挙動がおかしくなるためにオフで撮影することをお勧めします。また、4K画質ではフレームレートが30fpsに制限され超広角カメラはスペック的に低い為、メインカメラの1080p30fpsでの撮影が一番良い動画を撮影することができます。
Redmi Note 13 Pro+ 5G は 物理SIM + eSIM によるデュアルSIMに対応
2番号の運用が可能
本機は物理SIMとeSIMによるデュアルSIMに対応しています。なお、microSDカードには対応していません。
5G通信に対応
【2G】
GSM:850/900/1800/1900
【3G】
WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
【4G】
LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/
20/26/28/32/66
LTE TDD:38/40/41
【5G】
n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
幅広い4Gバンドに対応しているため、キャリアを選ばずに満足できる通信が可能です。また、5Gによる高速通信もサポートされています。
VoLTEや技適にもしっかりと対応
日本国内モデルとなるため、VoLTEや技適などにもしっかりと対応しています。
Redmi Note 13 Pro+ 5G はIP68防水やおサイフケータイに対応
高レベルの防水防塵性能を搭載
IP68は、防塵防水性能を示す国際規格「IEC 60529」に基づく保護等級の一つです。IPコードは「Ingress Protection Code」の略で、固形物や液体の侵入に対する保護レベルを示します。IP68の具体的な意味は以下の通りです。
IP6X:すべての塵や小さな固形物の侵入を完全に防ぎます。これは、最も高い固形物に対する保護等級です。
IPX8:水中での使用に対して非常に高い耐性を持ちます。具体的な水深や浸漬時間は製品によって異なりますが、一般的には水深1メートル以上の水中で長時間の使用に耐えることが求められます。
スマートフォンの防水防塵性能としては非常に高いレベルであり、簡単に水没して故障するようなことは防ぐことができます。
おサイフケータイ対応
また、非接触ICカード技術方式FeliCaを搭載しており、「おサイフケータイ」に対応しています
Redmi Note 13 Pro+ 5G の価格
定価 ⇒ 59,800円
まとめ:すべての機能の性能が高いバランス型高コスパスマートフォン
【Redmi Note 13 Pro+ 5G】は、デザイン、ディスプレイ、パフォーマンス、カメラといった全ての面で優れた性能を持つバランスの良いスマートフォンです。特にディスプレイや充電性能、そしてメインカメラの性能は本体価格6万円で購入できるスマートフォンとしては突出して良い性能を誇り、高いコストパフォーマンスを求めるユーザーにとって非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。万人にお勧めすることのできる超優秀な高コスパスマートフォンです。