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【Blackview BL8000 レビュー】デザイン・カメラ・性能に長けたタフネススマホの新たな境地

2024年4月12日

 【Blackview BL8000】は、2024年1月に発売されたタフネススマートフォンです。本機は従来のタフネススマホのイメージを覆すスタイリッシュなデザインと、サブディスプレイ等充実した機能を兼ね備えたミドルレンジクラスのスマートフォンです。基本性能も高く、処理能力やカメラ性能も拘った、タフネススマートフォンの新たな境地に踏み込んだ逸品に仕上がっています。本記事では、【Blackview BL8000】の詳細なレビューをお届けします。

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田舎団子
田舎団子

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Blackview BL8000 のスペック

製品名Blackview BL8000
カラー・Rose Gold
・Interstellar Black
ストレージ512GB (UFS3.1)
メモリ12GB (LPDDR5)
+12GB 拡張可能
サイズ高さ:179.5m
幅 :82.6mm
厚さ:17.0mm
重量:385g
ディスプレイパネルタイプ:IPS
サイズ:6.78インチ
解像度:FHD+ (1080 × 2460)
密度:PPI
占有率:85%
アスペクト比:
輝度:550nit
リフレッシュレート:120Hz
タッチサンプリングレート:
Corning® Gorilla® Glass 5
サブディスプレイ:240×240 , 60Hz
プロセッサMediaTek Dimensity 7050
AnTuTu:点
合計面積 30,841m㎡ 総合冷却機構
バッテリー8,800mAh
充電速度:33W
カメラ・メインカメラ 50MP (ISOCELL GN5)
  ArcSoft 8.0 アルゴリズム搭載
・超広角カメラ 8MP
・深度カメラ 2MP
・フロントカメラ 16MP
サウンドスマートPAボックススピーカー
セキュリティ
ネットワークデュアルSIM

2G:B2/3/5/8
3G:B1/2/4/5/6/8/19
4G:FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/
     18/19/20/25/26/28A/28B/30/66
   TDD:B34/38/39/40/42
5G:N1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78/79
Wi-FiWi-Fi 6、802.11a/b/g/n/ac/ax
ナビゲーションGPS、GLONASS、Galileo、BeiDou
Bluetooth
センサー
防水・耐久性能IP68 & IP69K
MIL-STD-810H
OSDokeOS 4.0 (Android 13)
その他グローブモード
NFC
スマートキー
Blackview BL8000 スペック

Blackview BL8000 はタフネススマホ史上最強クラスの筐体完成度

開封〜内容物の紹介

Blackview BL8000 パッケージ

 パッケージは正方形で白を基調とした化粧箱を採用しています。Blackviewの過去のタフネススマートフォンと変わらないデザインです。

Blackview BL8000 化粧箱

 背面には簡易的なスペックと各種認証マークが表示されています。

Blackview BL8000 内容物

 内容物にはスマートフォン本体とSIMトレー開け、取り扱い説明書、充電用のアダプター、ケーブルです。アダプターはEUタイプが同梱されていましたが、PD30W、PPS33Wの急速充電に対応しています。また、スマホカバーは付属されていませんでした。

田舎団子
田舎団子

カバーはタフネススマホだから要らないっす!

本体外観の紹介

Blackview BL8000 外観

 スマホ本体の外観は、過去の同社タフネススマートフォン(例えばBL8800)と同じように、周囲には耐衝撃性に優れたゴム素材でおおわれており、サイド部にはメタルフレームがあしらわれています。

田舎団子
田舎団子

対極のような2種類の素材ですが、見事にマッチして質感がとても高いです。

Blackview BL8000 デザイン

 カメラは3眼備えていますが、一つは深度カメラなので実質2眼構成です。配置はiPhone Proモデルのようにトライアングル状に配置されています。さらに、その横には正方形のサブディスプレイを備えます。

Blackview BL8000 素材

 背面についても側面と同じゴム素材で構成されていますが、カーボン調の模様が施されているため肌触りが良く、高級感を演出しています。

Blackview BL8000 サブディスプレイ

 上部側面は特に何もありません。端末の四隅はクッション形状をしており、落下から端末を守るための構造と捉えることができます。

Blackview BL8000 スピーカー

 下部側面にはスピーカーと蓋つきの充電口、そしてマイク穴。

Blackview BL8000 デザイン

 背面向かって左側は音量ボタンと指紋センサー兼電源ボタン。

Blackview BL8000 筐体

 背面向かって右側はSIMスロットとスマートキーを備えます。過去の同社タフネススマートフォンに存在したストラップホルダーは今作では採用されませんでした。

画面保護フィルムは初期装備

Blackview BL8000 フィルム

 ディスプレイ面には初めから保護フィルムが張り付けられている状態でした。

サブディスプレイはタッチ操作に対応

 サブディスプレイはタッチ操作に対応しており、様々な機能に対応しています。詳細は後述します。

Blackview BL8000 はスマホとしては超大型で超重量級

ほぼ同じディスプレイサイズのスマホとの比較

Blackview BL8000 大きさ

 ディスプレイサイズがほぼ同じ【Blackview BL8000(ディスプレイサイズ 6.78インチ)】と、その右側に【Xiaomi 14 Ultra(ディスプレイサイズ 6.73)】で並べてみましたが、そのサイズ感は明らかにBL8000の方が大きいです。大柄な男性のズボンのポケットには入りますが、女性やスキニーパンツを履いた男性はカバン等で持ち運ばないといけません。

Blackview BL8000 サイズ

 筆者は大柄(タッパ186)のため、かろうじて片手で持つことは可能ですが、片手での操作は不可能です。

重量は大型タフネススマホとしては一般的

Blackview BL8000 重量 重さ

 また本体重量は383.5gと、スマートフォンとしては超重量級ですが、ディスプレイが大型のタフネススマートフォンとしては一般的です。

田舎団子
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持ち運びには結構な覚悟が必要です。

Blackview BL8000 は6.78インチの大型IPS液晶ディスプレイを搭載

2.4K解像度の大型液晶ディスプレイを採用

Blackview BL8000 ディスプレイ

 本機は6.78インチの大型ディスプレイを搭載しています。解像度は2.4Kと高く、IPS液晶で鮮やかな色の表現を実現しました。

550nitの輝度は液晶ディスプレイの限界値

Blackview BL8000 輝度

 ディスプレイ輝度は550nitで、屋外での視認性は低めです。

田舎団子
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輝度については液晶のおよそ限界値です。

120Hzのリフレッシュレートに対応

Blackview BL8000 リフレッシュレート

 本機は120Hzの滑らかなリフレッシュレートに対応しています。もちろん、省電力性能を高めるために90Hzや60Hzへ固定することも可能です。

田舎団子
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状況に応じて使い分けましょう。

充電状況を確認できるLEDインジケーターを搭載

 ディスプレイ上部にLEDインジケーターを備え、ディスプレイがオフの時でも充電状況や通知の有無を確認することができます。

サブディスプレイは機能が充実でタッチ操作に対応

Blackview BL8000 時計

 背面にはタッチ操作に対応した正方形のサブディスプレイを搭載しています。時計や通知の確認、天気やコンパスなど機能は豊富です。

 カメラ起動時にはプレビューを表示することができるので、メインカメラでの自撮り撮影を可能とします。

 設定アプリよりサブディスプレイの細かい設定や時計のデザイン設定をすることもできます。

田舎団子
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おそらくBlackviewがリリースしているスマートウォッチのディスプレイを横展開していることと思われます。

Blackview BL8000 搭載の Doke OS 4.0 はびっくりするくらい使いやすい

Android14ベースのDoke OS 4.0を搭載

 初期アプリはグーグル系とBlackviewの独自アプリが多くプリインストールされています。大人の事情によるネットフリックスやフェイスブック、ゲームアプリ等は入っていない点は非常に高印象です。

 OSにはAndroid14をベースとした独自開発のDoke OS 4.0を搭載しています。ひと昔前の同OSの完成度は低い印象を抱いていましたが、本機の搭載するバージョン4.0の完成度は非常に高く、競合他社で日本のキャリアでも展開されているXiaomiやOPPOのOSに匹敵する操作性・利便性を体験することができます。

田舎団子
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本当にすごいです。

ストレージ容量は512GBと大容量仕様が標準

 512GBの大容量ストレージを搭載しており多くのデータを持ち運ぶことが可能です。また、初期状態では約15GB使用中で、初期状態のシステム容量としては軽い部類となります。

Blackview BL8000 は MTK Dimensity 7050 を採用し流行している Helio G99 を上回る処理性能を発揮

AnTuTuバージョン10ベンチマークの結果

Blackview BL8000 AnTuTU

 SoCには「MediaTek Dimensity 7050」を搭載しており、スマートフォンの性能を測るAnTuTuベンチマークテストVersion10.2.4にて約58万点を記録しました。このスコアは高コスパ系スマホタブレットで現在大流行している「MediaTek Helio G99」を大きく上回る性能を発揮し、Snapdragon 製品とスコアだけを比較すると「855」や「6 Gen 1」「7s Gen 2」と同等と言えます。高負荷のゲームを除きいかなる動作もサクサクヌルヌル動き、ノンストレスの操作体験をすることが可能です。

⇩AnTuTu V10のスコア結果⇩

機種名得点SoC
vivo X100 Pro2,054,033MediaTek Dimensity 9300
Xiaomi 14 Ultra2,022,587Snapdragon 8Gen3
OnePlus121,856,957Snapdragon 8Gen3
POCO F6 Pro1,555,253Snapdragon 8Gen2
iPhone 15 Pro1,537,143A17 Proチップ
Xiaomi 13T Pro1,479,727MediaTek Dimensity 9200+
Xiaomi 12T Pro1,284,359Snapdragon 8+Gen1
Google Pixel 9 Pro XL1,157,880Google Tensor G4
Google Pixel 7975,199Google Tensor G2
Google Pixel 6843,237Google Tensor
Redmi Note 13 Pro+769,953MediaTek Dimensity 7200 Ultra
arrows We2 Plus609,869Snapdragon 7s Gen2
Blackview BL8000577,577MediaTek Dimensity 7050
Blackview N6000405,376MediaTek Helio G99
UMIDIGI A15T394,070Mediatek Helio G95
UMIDIGI G6 5G373,817MediaTek Dimensity 6100+
UMIDIGI A15301,934UNISOC T616
Redmi 14C261,903MediaTek Helio G81-Ultra
UMIDIGI G3 Max256,151UNISOC T606
※ガジェチェス実測の参考記録(AnTuTuスコア)

⇩【参考】AnTuTu V9 スコア結果⇩

機種名得点SoC
Xiaomi Mi11 Ultra775,320Snapdragon 888
Redmi K40 / POCO F3686,792Snapdragon 870
POCO X3 Pro547,118Snapdragon 860
HONOR 50515,059Snapdragon 778G
Redmi Note 12 Pro424,516MediaTek Dimensity1080
OPPO Reno5 A398,362Snapdragon 765G
OPPO Reno7 A381,145Snapdragon 695
Blackview BV8800300,343MediaTek Helio G96
Redmi Note 11253,847Snapdragon 680
Redmi 10209,927MediaTek Helio G88
Blackview A100209,132MediaTek Helio P70
UMIDIGI A13 Pro201,896UNISOC T610
Redmi 9T192,172Snapdragon 662
UMIDIGI A11 Pro Max191,795MediaTek Helio G80
UMIDIGI A13S152,958UNISOC T310
OPPO A77117,987MediaTek Helio G35
UMIDIGI A11108,026MediaTek Helio G25
※ガジェチェス実測の参考記録(AnTuTuスコア)

Xの挙動をチェック

 重いアプリのである「X」についても本機では快適に操作をすることができました。

田舎団子
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カクツクことなく動きます。

設定でメモリ容量を追加可能

 Android12以降では、本体ストレージをRAM容量として活用をすることができる機能が標準搭載されており、本機では最大で12GB拡張することが可能となります。もともとのメモリも12GBあるので倍増となりハイエンドスマートフォンやパソコン並みの容量となります。多くのアプリを動かす際や重いアプリを使用するときに非常に有効です。

Blackview BL8000 は大容量バッテリーで長時間駆動を実現

バッテリー容量は驚異の8,800mAh

 本機は一般的なスマートフォンの約2倍の8,800mAhの超大容量バッテリーを搭載しています。

省電力性能は低め

Blackview BL8000 バッテリー

 バッテリーテストを「PCMark for Android」にて、画面リフレッシュレート120Hz、輝度音量共に50%固定して実施しました。その結果、バッテリー残量100%から20%になるまでに18時間11分かかりました。つまり0%になるまで使用を続けた場合は約22時間43分かかる計算となります。長時間駆動を実現していますが、バッテリー容量を考えると省電力性能としては低めであることが分かります。充電ができない過酷な環境下で使用することを想定しているタフネススマホとしてはマイナスな点で、より長時間使用したい場合はリフレッシュレートを下げたり後述する省電力モードを活用する等の工夫が必要となります。

⇩バッテリーテストスコア結果⇩

機種名記録時間バッテリー容量
UMIDIGI A11 Pro Max23時間17分5,150mAh
UMIDIGI A1123時間05分5,150mAh
Blackview BL800022時間43分8,800mAh
UMIDIGI A15T22時間11分5,000mAh
UMIDIGI A1521時間56分5,000mAh
OnePlus 1220時間56分5,400mAh
vivo X100 Pro20時間35分5,400mAh
Redmi Note 1119時間50分5,000mAh
UMIDIGI G3 Max19時間21分5,150mAh
Redmi 14C19時間5分5,160mAh
Google Pixel 9 Pro XL18時間3分5,060mAh
UMIDIGI A13S16時間15分5,150mAh
arrows We2 Plus16時間3分5,000mAh
UMIDIGI G6 5G17時間13分5,000mAh
Redmi K40 / POCO F316時間10分4,520mAh
POCO X3 Pro16時間10分5,160mAh
Google Pixel 615時間53分4,614mAh
Blackview N600015時間43分3,880mAh
Redmi Note 13 Pro+15時間17分5,000mAh
Xiaomi 12T Pro15時間07分5,000mAh
UMIDIGI A13 Pro14時間57分5,150mAh
Redmi Note 12 Pro14時間52分5,000mAh
Xiaomi 13T Pro14時間50分5,000mAh
Xiaomi 14 Ultra14時間37分5,000mAh
POCO F6 Pro14時間23分5,000mAh
Google Pixel 714時間00分4,355mAh
HONOR 5013時間29分4,300mAh
Redmi 1013時間04分5,000mAh
Blackview A1008時間41分4,680mAh
ガジェチェス実測の参考記録(バッテリー性能)

最大33Wの有線急速充電に対応

Blackview BL8000 急速充電

 本機は最大33Wの急速充電に対応しています。一般的なPD充電器では30Wの充電速度が出ることを確認しました。バッテリー容量が大きい本機は充電時間も多くかかるため、急速充電に対応していることは非常にありがたい機能の一つです。

パフォーマンスモードやバッテリーセーバーモードを設定可能

 処理能力を向上させる「パフォーマンスモード」や省電力性能を向上させる「バッテリーセーバー」「スーパーバッテリーセーバー」を設定画面より選択が可能です。もともとの省電力性能が乏しい本機には、省電力性能を向上させる機能が段階的に選択可能なことは非常に有効です。

田舎団子
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用途に応じて選択しましょう。

カスタム充電モードでバッテリー最大容量を長期間維持が可能

 iPhoneやXiaomiの最新端末・OSにおいては同機能がすでに採用されていますが、Blackviewにおいても充電の上限をユーザーが選択する機能が備わっています。バッテリーを満充電しないことでバッテリー自体の寿命を延ばすことが可能となります。

Blackview BL8000 はこもった音質のシングルスピーカーを搭載

 スピーカーは端末下部にのみ備わっているシングルモノラルスピーカーです。それだけでも残念な点ではありますが、耐衝撃性を高めるために分厚いゴムでおおわれた本機のスピーカーは筐体の表面に露出しているわけでなく内部に埋め込まれた形で配置されています。よって、こもったような聞き取りにくい音質になってしまいます。

田舎団子
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タフネススマホの宿命かもしれません。

Blackview BL8000 の生態認証は指紋・顔認証共に爆速で超優秀

 本機は電源ボタンに指をかざすだけで簡単にロックを解除できる指紋認証と、インカメラを活用した顔認証システムに対応しています。手袋を着用しているような環境では顔認証を活用することで、手袋を外すことなくロック解除が可能です。暗所では指紋認証を活用することで爆速のロック解除が可能です。使用環境に応じて使い分けることでストレスなく端末を使用することができます。

Blackview BL8000 は自然な色合いの鮮明な写真撮影が可能なメインカメラを搭載

メインカメラ 50MP Samsung ISOCELL GN5

通常撮影モード

Blackview BL8000 カメラ
Blackview BL8000 写真
Blackview BL8000 メインカメラ

 メインカメラには50MPの高解像度の撮影が可能なイメージセンサーを採用。撮影した写真は見たままの色合いを忠実に再現したごく自然で解像感の高い写真を撮影することができます。

ポートレート

Blackview BL8000 写真性能

 ポートレートモードによるぼけ感もとてもきれいに再現されていて、非常に実用的で質の高い写真撮影を実現しました。

ナイトモード

 ナイトモードを搭載していますが、通常撮影よりほんの少し明るくなるだけで、あえてこのモードを選択する必要性はなさそうです。ナイトモードでも通常撮影モードでも光源の乏しい空間でも鮮明な写真を撮影することができます。

ズーム

1倍
2倍
5倍
10倍

 本機は望遠カメラは搭載されていません。ズームは最大10倍までに留まり、メインカメラで撮影した写真をただ引き延ばしただけの粗い写真しか撮影できませんでした。とは言え50MPの高解像度のイメージセンサーを採用した本機は2~3倍程度のズームは十分実用的と言えるでしょう。

超広角カメラ 8MP

通常撮影モード

 超広角カメラは8MPのイメージセンサーを採用しており、メインカメラと比較して解像感が低い写真しか撮影できません。スペックのギャップが大きいく使用を控えがちな撮影モードであるので、次期モデルではもう少しましなハードを搭載してほしいと切に願っています。

ナイトモード

 メインカメラと同じ環境での撮影ですが、ほぼ何も映らない結果となりました。

Blackview BL8000 のメインカメラはEIS(電子手振れ補正)が効いた4K画質の動画撮影が可能

最大4K画質の動画でも手振れ補正に対応

 メインカメラは最大で4K画質の動画撮影に対応しています。さらに設定項目よりEIS(電子手振れ補正)の選択が可能で、オンにすることで歩きながらの手持ち撮影でも実用的な映像撮影が可能です。

田舎団子
田舎団子

EISは初期状態ではオフとなっています。

超広角カメラによる動画撮影はイマイチ

 超広角カメラを使用した動画については写真性能同様、どうしてもスペックが低いために実用的な撮影は不可能です。メインと比較して画角は大きく広がりましたが解像度は著しく低下しEISが効かないために手振れの大きな動画となります。

田舎団子
田舎団子

動画・写真撮影はメインカメラを活用しましょう。」

Blackview BL8000 は技適・5G通信に対応の日本発売必須モデル

nano SIM 2枚が挿入可能なデュアルSIMに対応

Blackview BL8000 SIM

 SIMトレーは爪で引っ掛けて開ける、SIMピンを必要としないタイプです。また、SIMカードは2枚入るため、1台で2回線の電話番号を管理することができます。

現在は日本未発売も技適にしっかりと対応

Blackview BL8000 技適

 技適認証済みのマークを確認することができ、日本国内でも問題な通信をすることが可能です。現在は日本市場で展開されていない端末ですが、いずれ投入の可能性を十分に秘めた製品であることが分かります。

5G通信に対応

2G:B2/3/5/8
3G:B1/2/4/5/6/8/19
4G:FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/
     18/19/20/25/26/28A/28B/30/66
   TDD:B34/38/39/40/42
5G:N1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78/79

 幅広い4Gバンドに対応しているため、キャリアを選ばずに満足できる通信が可能です。また、5Gによる高速通信もサポートされています。

VoLTEにも対応

Blackview BL8000 VoLTE

 SIMカードを挿しただけでしっかりと電波をつかむことができました。VoLTEについても特別な操作をする必要もなく対応しています。

Blackview BL8000 は最強のタフネス性能を搭載

MIL-STD-810H規格準拠の最強のタフネス性能を備える

 米国国防総省が調達する物資が、落下時の衝撃に耐えられることを確認するための試験規格であるMIL規格を本機は取得しています。これにより本機は落下時の衝撃から高いレベルで保護されていると証明されています。

・MIL-STD-810G 516.6は、製品の故障や損傷を完全に保証するものではありません。
・MIL-STD-810G 516.6に準拠している製品でも、すべての落下条件下で問題なく使用できるとは限りません。

IP68 & IP69K の最強の防水防塵性能を備える

 本機は「IP68 & IP69K」に対応をしています。これはスマートフォンやカメラ、家電製品など、さまざまな機器に採用されている規格で、アウトドアや作業現場など、過酷な環境で使用される機器に求められる保護性能です。防水防塵性能の中でも一番高い性能であり、長時間の潜水や高圧高温の水による影響をも受けにくい特徴があります。

IP68は、固形物の侵入に対して6等級、水による侵入に対して8等級の保護性能を意味します。つまり、粉塵の侵入を完全に防ぎ、あらゆる方向からの飛沫や低圧噴射水による影響を受けないことを示します。

IP69Kは、IP68の性能に加え、高圧・高温の水による影響を受けないことを示します。具体的には、80℃のお湯を10分間、100barの圧力で噴射しても影響を受けない性能です。

・IP68 & IP69K は、あくまでも保護性能の目安であり、完全防水・防塵を保証するものではありません。
・長時間の使用や高温多湿な環境での使用は、防水・防塵性能を低下させる可能性があります。
・水没や落下などの衝撃は、機器の故障の原因となる可能性があります。

カスタムボタンで素早く機能にアクセス可能

 電源ボタンや音量ボタンとは別にカスタムキーが存在し、3種類の機能を割り当てることができます。

グローブモード搭載

 設定よりグローブモードをオンにすることで手袋を外すことなく操作をすることが可能となります。寒冷地で仕事をしている人などにはありがたい機能と言えます。

Blackview BL8000 の価格

アリエクスプレスセール価格
⇒ 199.99ドル(約30,651円)

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まとめ:ビジュアル・メインカメラ・処理性能に長けた次世代のタフネススマホ

 【Blackview BL8000】は、スタイリッシュなデザインと充実した機能を兼ね備えた、究極のタフネススマホです。防水・防塵・耐衝撃性能はもちろん、高性能カメラ、大容量バッテリー、デュアルスクリーンなど、魅力的な機能が満載です。アウトドアや作業現場での使用はもちろん、日常使いにも良いスマートフォンです。タフネススマホをお探しの方、スタイリッシュなデザインと充実した機能を兼ね備えたスマートフォンをお探しの方におすすめです。

引用(

  • この記事を書いた人

田舎団子(イナカダンシ)

新潟県田舎在中のガジェットレビュアー。スマートフォン・タブレット・TWS等ガジェットを中心にレビューします!

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