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【Blackview SHARK 9 レビュー】Helio G99を卒業!2万円台でAnTuTu 50万点超え!UNISOC T820搭載の新星

2025年1月15日

 Blackviewから、驚異的な性能と価格のバランスを実現したスマートフォン【Blackview SHARK 9】が登場しました。最新の「UNISOC T820」プロセッサを搭載し、AnTuTuベンチマークで50万点を超えるスコアを叩き出すにもかかわらず、価格はなんとセール時に2万円台で購入が可能です。近年、高コスパスマホ市場を席巻してきた「MediaTek Helio G99」搭載スマホからの世代交代を予感させる、注目の端末です。

 今回は、SHARK 9を実際に使用して感じたメリット・デメリット、デザイン、ディスプレイ、カメラ性能などを徹底的にレビューしていきます。

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田舎団子
田舎団子

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本記事でレビューしている端末は、AliExpressで購入したものです。そのため、日本で購入できるものと付属品の内容が異なる場合があります。ただし、スマートフォン本体のスペックやオペレーティングシステムは、日本版と同一です。

Blackview SHARK 9 のスペック

1
機種名Blackview SHARK 9
カラー・スターリーロックブラック
・アズールウェーブブルー
ストレージ256GB(UFS2.2)
+最大2TBまでのmicroSDカードに対応
メモリ8GB(LPDDR4X)
+最大16GB追加可能
サイズ縦 :164.8mm
横 :75.6mm
厚さ:8.65mm
重量:200g
ディスプレイパネルタイプ:IPS液晶
サイズ:6.67インチ
解像度: HD+(720×1604)
画面占有率:85%
ピーク輝度:700nits
リフレッシュレート:90Hz
タッチサンプリングレート:180Hz
プロセッサUnisoc T820
バッテリー5,000mAh
有線充電速度:18W
無線充電速度:非対応
カメラ・メインカメラ 50MP(Samsung ISOCELL JN1)

・マクロカメラ 2MP
 
・深度カメラ 2MP

・フロントカメラ 8MP(Samsung ISOCELL 4H7)
生体認証側面指紋認証
顔認証
対応バンドデュアルSIM(nanoSIM ×2)
※SIM2はmicroSDカードと排他

周波数帯域
2G:GSM:B2/B3/B5/B8
3G:WCDMA:B1/B2/B5/B8
4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B19/B20/B26/B28AB/B38/B39/B40/B41/B66
5G:n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/66/77/78
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth5.0
位置情報GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、
オーディオスマートPAボックスデュアルスピーカー
3.5mmイヤホンジャック
センサー類
防水・防塵規格
OSDokeOS 4.0 (Android 14)
その他NFC
Blackview SHARK 9 スペック

Blackview SHARK 9 は良く見るタピオカカメラデザインの上質ボディ

開封〜内容物の紹介

Blackview SHARK 9 パッケージ

 化粧箱は水色を基調とし、スマートフォン本体を全面にプリントした特徴的なデザインです。主要なスペックも表記されており、メーカーの製品への自信が窺えるパッケージと言えるでしょう。

Blackview SHARK 9 付属品

 【Blackview SHARK 9】のパッケージには、以下のものが同梱されています。

  • スマートフォン本体
  • 液晶保護ガラス
  • 透明TPUケース
  • SIMピン
  • 充電器一式
  • ユーザーガイド

 充電器は最大18Wの速度に対応したものが同梱されていました。

田舎団子
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日本のAmazonで購入すると、日本のコンセントに対応した充電器が同梱されています。

本体外観の紹介

Blackview SHARK 9 デザイン

 本体は全て樹脂系の素材で構成されていますが、その質感は高く、細部まで精巧に作り上げられており、一見すると樹脂製とは気づきにくい仕上がりです。高級感さえ感じさせるほどのクオリティとなっています。

Blackview SHARK 9 カメラ

 カメラは、「iPhone Pro」シリーズを彷彿とさせる配置の3眼構成で、一つのカメラユニット内にすっきりと収められています。

Blackview SHARK 9 ボディ

 背面はさらさらとした手触りの素材が採用されており、指紋が目立ちにくいのが特徴です。さらに、見る角度によって色合いが変化し、まるで揺らめく炎のようなテクスチャが施されているため、洗練された雰囲気を醸し出しています。

Blackview SHARK 9 側面

 側面はフラットな形状を採用し、すっきりとした印象を与えます。上部側面にはスピーカーが配置されています。

 下部側面はスピーカー、USB Type C充電ポート、マイク穴、3.5mmイヤホンジャックを、

 背面向かって右側側面にはSIMスロット、

 そして背面向かって左側側面は音量ボタンと指紋認証センサー内蔵の電源ボタンを搭載しています。

田舎団子
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本体はグローバルモデルとして販売されており、購入場所に関わらず同一の仕様となります。

画面保護フィルムは初期装備+ガラスフィルムが同梱

Blackview SHARK 9 画面

 本機には、初期状態で画面保護フィルムが貼り付けられています。フィルム上での指の滑りは良好ですが、指紋や傷がやや目立ちやすい傾向にあるためあくまで輸送時の保護目的であると思われます。また、専用のガラスフィルムが同梱されているため、頻繁にスマホを触る人は早期に交換ても良いでしょう。

田舎団子
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フラットディスプレイなのでガラスフィルムが貼りやすいです!

高品質な保護カバーも付属

Blackview SHARK 9 カバー

 さらに、専用のクリアケースも同梱されているため、別途アクセサリーを買い足すことなく使い始めることができます。

Blackview SHARK 9 ケース

 付属のケースは透明なTPU素材ですが、側面にはマットな曇り加工が施され、メーカー名も刻印されているなど、細部までこだわった高品質な仕上がりです。

田舎団子
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付属カバーだけでも1,000円以上の価値がありそうです!

樹脂素材のおかげで軽量ボディを実現

Blackview SHARK 9 重量

 本機の重量は公称値で200g。これに対し、初期保護フィルムを貼付した状態での実測値は201.3gと、ほぼ公称値通りです。近年のスマートフォンの重量増加傾向を鑑みれば、大画面モデルとしては軽量な部類と言えるでしょう。

Blackview SHARK 9 重さ

 さらに、付属カバー装着時でも221gという軽さを実現しています。普段、総重量250gを超えるスマートフォンを愛用している筆者にとって、本機の重量は驚くほど軽く感じられました。

田舎団子
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外装が樹脂であることが功を奏し軽量化が実現できています。

大きい筐体で片手操作は困難なことも

Blackview SHARK 9 持ちやすさ

 本機は横幅75.6mm、厚み8.65mmと、近年のスマートフォンとしては標準的なサイズ感です。手に持った際のフィット感は悪くないものの、特筆すべき持ちやすさとは言えません。特に手の小さい方にとっては、片手操作はやや難しいと感じられるでしょう。画面サイズを考慮すればある程度仕方ないことですが、不意の落下を防ぐためにも、バンカーリングなどの使用を検討することをおすすめします。

Blackview SHARK 9 見た目

 6.1インチディスプレイの「iPhone 15 Pro」と比較すると、その大きさが際立ちます。当然ながら本体サイズも大きくなるため、持ち運びの際には、カバンやポケットにある程度の収納スペースが必要となる点に留意しましょう。

Blackview SHARK 9 の良質な大画面ディスプレイを搭載も解像度はHD+

発色の良いIPS液晶ディスプレイを採用

Blackview SHARK 9 ディスプレイ

 【Blackview SHARK 9】のディスプレイサイズは6.67インチのIPS液晶ディスプレイを搭載しています。発色は鮮やかで見やすい印象ですが解像度はHD+に留まり、ベゼルは太めの設計となっているため、この点においては価格相応と言えるかもしれません。

田舎団子
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解像度は正直気にならない程度です!それにしても発色は美しいく、良いディスプレイを使用していることが分かります!

90Hzのリフレッシュレートに対応

Blackview SHARK 9 リフレッシュレート

 ディスプレイのリフレッシュレートは90Hzに対応しており、ウェブサイトのスクロールやゲームの画面表示などが滑らかになり、快適な操作感を実現しています。

ピーク輝度は700nitsで視認性良好

Blackview SHARK 9 輝度

 また、本機のディスプレイ輝度は最大700nitsと、液晶ディスプレイとしては高輝度です。そのため、炎天下などの明るい環境下でも、ある程度の視認性を確保できるでしょう。

田舎団子
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ディスプレイのスペックとしては、おおむね満足です!

Blackview SHARK 9 にはメーカーの独自オペレーションシステム「Doke OS 4.0」を搭載

Android14ベースの軽量設計の「Doke OS」

 OSには、Android 14をベースに独自開発された「Doke OS 4.0」が搭載されています。日本市場でも展開されているXiaomiやOPPOといった競合他社の独自OSに引けを取らない操作性と利便性を備えており、さらに、Doke OSは非常に軽量に設計されているため、軽快な動作で快適な操作体験を実現しています。

 また、プリインストールされているアプリは、Google関連のアプリとBlackviewの独自アプリが中心です。いわゆる「大人の事情」でインストールされがちなNetflixやFacebook、ゲームアプリなどは含まれておらず、この点は非常に好感が持てます。

田舎団子
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見た目もポップで筆者は好きなOSの一つです!

最大2TBのmicroSDに対応

Blackview SHARK 9 ストレージ

 本機のストレージ容量は256GBです。さらに、最大2TBまでのmicroSDカードに対応しているため、容量不足が懸念される場合は、こちらを活用すると良いでしょう。

田舎団子
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システム容量は10GBと、とても軽量であることが分かります。

Blackview SHARK 9 は「Unisoc T820」を搭載し日常使いには不自由のない処理能力を発揮

AnTuTuベンチマークのスコアは54万点

Blackview SHARK 9 AnTuTu

 【Blackview SHARK 9】は、「Unisoc T820」を搭載しています。このSoCは、スマートフォンの性能を測るAnTuTuベンチマーク(Version 10.4.2)で約54万点を記録しました。このスコアは、現在高コスパスマートフォンやタブレットで広く採用されている「MediaTek Helio G99」を大きく上回るものです。Snapdragon製品と比較すると「Snapdragon 855」「Snapdragon 6 Gen 1」「Snapdragon 7s Gen 2」、またMediaTek製品では「Dimensity 7050」と同等の性能と言えます。

 高負荷なゲームを除けば、あらゆる操作がサクサクと快適に行えます。ストレスフリーな操作体験を提供してくれるでしょう。

田舎団子
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ゲームをしない筆者は不満が一切ない処理能力を備えていると言えます!

⇩AnTuTu V10のスコア結果⇩

機種名得点SoC
OnePlus132,755,009Snapdragon 8 Elite
vivo X100 Pro2,054,033MediaTek Dimensity 9300
vivo X100 Ultra2,052,615Snapdragon 8Gen3
Xiaomi 14 Ultra2,022,587Snapdragon 8Gen3
Xiaomi 14T Pro1,958,203MediaTek Dimensity 9300+
OnePlus121,856,957Snapdragon 8Gen3
iPhone 16 Pro1,718,126A18 Proチップ
POCO F6 Pro1,555,253Snapdragon 8Gen2
iPhone 15 Pro1,537,143A17 Proチップ
Xiaomi 13T Pro1,479,727MediaTek Dimensity 9200+
Xiaomi 12T Pro1,284,359Snapdragon 8+Gen1
Google Pixel 9 Pro XL1,157,880Google Tensor G4
Google Pixel 7975,199Google Tensor G2
Google Pixel 6843,237Google Tensor
Redmi Note 13 Pro+769,953MediaTek Dimensity 7200 Ultra
arrows We2 Plus609,869Snapdragon 7s Gen2
Blackview BL8000577,577MediaTek Dimensity 7050
Blackview SHARK 9542,268Unisoc T820
Blackview N6000405,376MediaTek Helio G99
UMIDIGI A15T394,070Mediatek Helio G95
UMIDIGI G6 5G373,817MediaTek Dimensity 6100+
UMIDIGI A15301,934UNISOC T616
Redmi 14C261,903MediaTek Helio G81-Ultra
UMIDIGI G3 Max256,151UNISOC T606
※ガジェチェス実測の参考記録(AnTuTuスコア)

高パフォーマンスモードを搭載

 本機は、システムからパフォーマンスモードを選択することで、処理能力をさらに高めることができます。AnTuTuベンチマークのスコア自体は変わりませんが、高負荷なゲームをプレイする際にはパフォーマンスモードを有効活用することで、より快適なプレイ体験を得られるでしょう。

設定から仮想メモリを追加可能

Blackview SHARK 9 メモリ

 また本機は、設定から仮想メモリを設定することで、ストレージの一部をメモリとして使用することができます。最大16GBまで拡張できるため、実質的にメモリ容量を3倍に増やすことが可能です。

 ストレージに余裕がある場合は、仮想メモリ機能を活用することで、より多くのアプリを同時に起動したり、よりスムーズなマルチタスク処理が可能になります。快適な操作体験を求める方には、ぜひ本機能をお試しいただくことをおすすめします。

① 「設定」を開く
② 「デバイス情報」をタップ
③ 「RAM」をタップ
④ 「メモリ拡張」をオンにして、好きな容量を選ぶ
⑤ 再起動

田舎団子
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筆者はどのスマートフォンでも必ず最大容量で設定しています。

Xの挙動をチェック

 X(旧Twitter)を実際に使ってみたところ、アプリの起動からスクロール、画像表示まで、特に問題なく動作しました。

 ただし、これは使用中のメモリを解放した状態でのテスト結果です。アプリを長時間使用したり、複数のアプリを同時に起動しているなど、メモリ使用量が多い状況では動作が重くなる可能性があります。快適に利用するためには、メモリの管理に注意する必要があるでしょう。

田舎団子
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「Unisoc T820」搭載機種は珍しいですが、処理性能面は個人的には満足です。

Blackview SHARK 9 は充実したバッテリー保護機能で長時間駆動を実現可能

バッテリー容量は5,000mAhで一般的

 【Blackview SHARK 9】のバッテリー容量は5,000mAhです。近年のスマートフォンでは6,000mAhといった大容量バッテリーを搭載する機種が増えており、トレンドとしてはやや物足りなさを感じるかもしれません。

 しかし、5,000mAhでも決して少ない容量ではありません。使い方にもよりますが、1日を通して十分に使える容量と言えるでしょう。

省電力性能はイマイチ

Blackview SHARK 9 バッテリー

 バッテリーテストは「PCMark for Android」を使用し、画面リフレッシュレート90Hz、輝度と音量を共に50%に固定して実施しました。その結果、バッテリー残量100%から20%になるまでに10時間32分を要しました。単純計算で、0%になるまで使い続けた場合は約13時間10分となります。

 このテスト方法においては少し短いバッテリー性能の結果となりました。非常に珍しいSoCを搭載しているため、最適化が完了していない点が影響している可能性があります。また、明るい液晶ディスプレイでリフレッシュレート90Hz駆動という点も、電池消費を速めている印象を受けました。

 しかし、半日以上は使用し続けても電池切れをするわけではないため、必要最低限の省電力性能は備えていると言えるでしょう。

田舎団子
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今後のアップデートに期待します!

⇩バッテリーテストスコア結果⇩

機種名記録時間バッテリー容量
Blackview BL800022時間43分8,800mAh
UMIDIGI A15T22時間11分5,000mAh
UMIDIGI A1521時間56分5,000mAh
OnePlus 1220時間56分5,400mAh
vivo X100 Pro20時間35分5,400mAh
Redmi 14C19時間5分5,160mAh
Xiaomi 14T Pro18時間35分5,000mAh
OnePlus1318時間10分6,000mAh
Google Pixel 9 Pro XL18時間3分5,060mAh
arrows We2 Plus16時間3分5,000mAh
UMIDIGI G6 5G17時間13分5,000mAh
Google Pixel 615時間53分4,614mAh
Blackview N600015時間43分3,880mAh
Redmi Note 13 Pro+15時間17分5,000mAh
Xiaomi 12T Pro15時間07分5,000mAh
Xiaomi 13T Pro14時間50分5,000mAh
Xiaomi 14 Ultra14時間37分5,000mAh
POCO F6 Pro14時間23分5,000mAh
Google Pixel 714時間00分4,355mAh
Blackview SHARK 913時間10分5,000mAh
ガジェチェス実測の参考記録(バッテリー性能)

豊富なバッテリー保護機能を搭載

 【Blackview SHARK 9】には、バッテリー消費を抑えるための機能として、「バッテリーセーバー」と、さらに消費を抑える「スーパーバッテリーセーバー」の2種類のモードが搭載されています。これらのモードを活用することで、外出先で充電が難しい場合などでも、バッテリー残量を気にせず安心して使い続けることができます。

 また本機には、バッテリーの劣化を抑え、長期間使い続けられるようにする機能も搭載されています。スマートフォンを長く愛用したい方にとって、これは大きなメリットと言えるでしょう。

PD18Wの有線急速充電に対応

Blackview SHARK 9 充電

 そして、18WのPD急速充電に対応しています。付属の充電器はもちろん、市販の一般的なPD対応充電器でも急速充電が可能です。充電器の選択肢が広がるという点で大きなメリットと言えるでしょう。

 実際に試してみたところ、わずか10分の充電で約20%もバッテリーが回復しました。うっかり充電を忘れてしまった朝でも、慌てることなく短時間で充電を済ませることができます。

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残念ながら無接点充電には非対応です。

Blackview SHARK 9 はデュアルステレオスピーカーを搭載も音質は少しだけ籠り気味

動画視聴には問題ない音質を実現

Blackview SHARK 9 サウンド

 【Blackview SHARK 9】は、デュアルステレオスピーカーを搭載しており、動画視聴に適したサウンドを楽しむことができます。ただし、若干こもったように聞こえる場合もあるため、音楽鑑賞にはあまり向いていないかもしれません。

音楽をじっくり楽しみたい方は、3.5mmのイヤホンジャックやBluetoothを利用して、イヤホンを接続するのがおすすめです。

田舎団子
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動画視聴用デバイスとしての活躍も期待できます!

Blackview SHARK 9は電源ボタンに指紋センサーを搭載し容易にロック解除が可能

爆速の側面指紋認証を実現

 【Blackview SHARK 9】は、電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵したサイド指紋認証システムを採用しています。このシステムは、スマートフォンを握ったときに自然と指が触れる位置にセンサーがあるため、非常に使い勝手が良いです。指を軽く触れるだけで、瞬時にロックを解除できます。

 実際に使ってみたところ、認識精度と速度も非常に高く、ストレスを感じることはありませんでした。

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電源ボタンは押す必要はありません。

顔認証にも対応

 また本機は、指紋認証に加えて、インカメラを使用した顔認証にも対応しています。顔認証は、スマートフォンを見るだけでロックを解除できるため、非常に便利です。顔が認証されれば、画面をスワイプする必要なく、すぐにホーム画面に移行できます。

 朝の忙しい時間や、手が濡れている時など、指紋認証が使いにくい状況でも、スムーズにスマートフォンを利用できるのは嬉しいポイントです。

田舎団子
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Xiaomiはスワイプする必要があるので、非常に煩わしいです。

Blackview SHARK 9 は50MPの高解像度カメラを搭載し少し濃い目の色補正が特徴的

メインカメラ(Samsung ISOCELL JN1)50MP

オート撮影

Blackview SHARK 9 カメラ
Blackview SHARK 9 写真

 【Blackview SHARK 9】は、50MPの高解像度イメージセンサーを搭載したメインカメラが特徴です。このセンサーのおかげで、日々の風景を鮮明に捉え、生き生きとしたディテールを残すことができます。

 しかし、センサーサイズが小さいため、暗い場所での撮影では影の部分が黒つぶれしやすい傾向があります。また、色の補正が濃いめで、全体的に暗い写真になりがちです。もし写真が暗いと感じる場合は、編集ソフトで明るさを調整するか、撮影時にフィルターを変更することをおすすめします。

田舎団子
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Blackviewのスマホを追いかけてきましたが、カメラ性能はどんどん進化していますね。

ポートレートモード

 また、深度測定用のレンズを搭載しており、ポートレートモードで背景ぼかし効果を生み出すことができます。

 実際に使ってみたところ、ポートレートモードの仕上がりは悪くないと感じました。背景をぼかして被写体を際立たせることで、雰囲気のある写真に仕上がります。人物だけでなく、小物や料理など、様々な被写体で試してみると面白いでしょう。

夜景モード

 前述の通り、メインカメラはセンサーサイズが小さいため、光を取り込む能力が低く夜景撮影は苦手です。実際に夜景を撮影してみると、全体的にぼやけた写真になってしまいました。しかし、ノイズは比較的抑えられている印象です。

望遠性能

1倍
2倍
4倍

 本機は望遠レンズを搭載していないため、ズームはデジタルズームのみとなります。最大4倍までズームできますが、倍率を上げるほど画質が粗くなってしまう点は否めません。そのため、望遠撮影にはあまり向いていないと言えるでしょう。

マクロカメラ 2MP

 また本機、は2MPのマクロカメラも搭載していますが、その性能は限定的です。解像度が低いため、高画質な写真撮影は難しいと言わざるを得ません。3眼カメラ構成としているものの、実質的にはメインカメラが中心的な役割を担うと言えるでしょう。

田舎団子
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一昔前の格安中華スマホには良くついていたマクロカメラ、Blackviewはいまだに残っていますね。

Blackview SHARK 9 はメインカメラでのみ動画撮影が可能

最大解像度は1080pで手振れ補正機能は非搭載

 【Blackview SHARK 9】の動画撮影は、メインカメラのみで利用可能です。フレームレートは30fps、解像度は1080pと720pに対応しています。ただし、手振れ補正機能は搭載されていないため、歩きながらの撮影では映像が揺れてしまう可能性があります。安定した動画を撮影したい場合は、三脚などを使用することをおすすめします。

田舎団子
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動画撮影を頻繁に使用するユーザーには不向きのスマホかもしれません。

Blackview SHARK 9 は物理SIMカード2枚入れることができるデュアルSIMに対応

2番号の運用が可能

 【Blackview SHARK 9】はデュアルSIMに対応しており、2枚のSIMカードを挿入して2つの電話番号を同時に利用できます。ただし、SIMカードスロットの2つ目はmicroSDカードスロットと兼用となっているため、microSDカードを使用する場合はSIMカードは1枚しか挿入できません。ストレージ容量を拡張したい場合は、SIMカード2枚挿しをあきらめる必要がある点に注意が必要です。

田舎団子
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eSIMには対応していません。

5G通信対応 ただし、au系回線利用時は注意が必要

周波数帯域
2G:GSM:B2/B3/B5/B8
3G:WCDMA:B1/B2/B5/B8
4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B19/B20/B26/B28AB/B38/B39/B40/B41/B66
5G:n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/66/77/78

 本機に搭載されているSoCは比較的新しいチップであり、うれしいことに5G通信に対応しています。 動画のストリーミング再生やダウンロード時に、安定した高速通信を体験できるでしょう。

 ただし、4Gの対応バンドでau回線のプラチナバンドにあたるバンド18に非対応です。そのため、au回線を使用している場合、山間部などでは通信が不安定になる可能性があります。この点は注意が必要です。

田舎団子
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5G通信が対応している点は本機の最大のメリットです!

VoLTEや技適にもしっかりと対応

Blackview SHARK 9 技適

 本機は技適に対応しているので、日本国内でも安心して使用できます。

Blackview SHARK 9 VoLTE

 また、VoLTEにも対応しており、高品質な通話を実現します。

 さらに、主要な通信事業者のSIMカードであれば、挿すだけで自動でAPNが選択されるので、面倒な設定をすることなく、すぐに通信を開始することができます。

Blackview SHARK 9 はGPSには対応も、おサイフや防水には非対応

Widevine L1に非認証

 【Blackview SHARK 9】は、Widevine L3にであるため、NetflixやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを高画質 (HD) で再生することができません。

GPSによる位置情報サービスが利用可能

 また、GPSを搭載しているため、地図アプリやナビゲーションアプリなど、位置情報を活用したアプリも問題なく使用できます。

田舎団子
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大画面で地図が見やすいです!

防水おサイフケータイや防水機能は非対応

 しかし本機は、残念ながらおサイフケータイ(FeliCa)には対応していません。また、防水・防塵性能も備わっていません。しかし、NFCには対応しているため、NFC対応のクレジットカードや電子マネーでの決済が可能です。

 キャリアで取り扱いのあるスマートフォンでは、おサイフケータイや防水・防塵は標準的な機能になりつつあります。これらの機能を重視するユーザーにとっては、【Blackview SHARK 9】は物足りないと感じるかもしれません。しかし、価格を考えると、妥協できる点と言えるでしょう。

田舎団子
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Blackviewがキャリアで取り扱われる未来が見てみたいです!

Blackview SHARK 9 の価格

24GB / 256GB モデル

定価 ⇒ 32,900円

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まとめ:高品質デザインと充実の処理性能で、高コスパスマホの新時代を切り拓く存在

メリット

  • 質感の高い筐体デザイン
  • 充実した付属品
  • AnTuTu54満点の満足な処理能力
  • 最大24GBの大容量メモリ
  • 50MP高解像度のメインカメラ
  • 5G通信対応
  • 安価な価格設定

デメリット

  • 省電力性能が低め
  • ワイヤレス充電非対応
  • ひ弱な動画性能
  • 4Gバンド18に非対応

 【Blackview SHARK 9】は、「UNISOC T820」プロセッサの搭載により、AnTuTuベンチマークで50万点超えを達成するなど、2万円台という価格帯を大きく超えた性能を実現したスマートフォンです。従来のHelio G99搭載スマホでは物足りなさを感じていたユーザーにとって、待望の選択肢となるでしょう。

 特に処理性能の高さは目を見張るものがあり、普段使いはもちろんのこと、ある程度の負荷がかかる作業も快適にこなせます。また、大画面ディスプレイや充実したカメラ機能など、基本的な性能も高く、総合的にバランスの取れた一台に仕上がっています。

 もちろん、おサイフケータイ機能や防水防塵が非搭載であるなど、一部機能に制限がある点は否めません。しかし、価格を考慮すれば、十分に納得できる妥協点と言えるでしょう。

 もしあなたが、「価格を抑えつつ、快適に使えるスマートフォンが欲しい」「Helio G99搭載スマホからの乗り換えを検討している」と考えているのであれば、【Blackview SHARK 9】は、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

引用(

  • この記事を書いた人

田舎団子(イナカダンシ)

新潟県田舎在中のガジェットレビュアー。スマートフォン・タブレット・TWS等ガジェットを中心にレビューします!

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