近年、コンパクトタブレット市場が盛り上がりを見せる中、ALLDOCUBEから登場したのが【ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro】です。前モデルから大幅な性能向上を果たし、日常使いからエンターテインメントまでを快適にこなすミドルレンジクラスの実力を備えながら、2万円台前半という驚異的な価格で提供されています。
この8.4型タブレットは、MediaTek Dimensity MT8791 (Dimensity 7050相当) チップの搭載により、AnTuTuベンチマークスコアで約53万~55万点を記録し、これまでのHelio G99搭載機を明確に上回るパフォーマンスを実現。さらに、90Hzの高リフレッシュレート対応のFHD+ディスプレイは、ウェブブラウジングや動画視聴を驚くほど滑らかで鮮明なものにします。
また、約310gの軽量かつ7.3mmの薄型ボディは、優れた携帯性を実現し、持ち運びを前提としたユーザーに最適です。特筆すべきは、4G LTE通信とmicroSDカードの両方に対応している点。これにより、外出先でもインターネット接続が可能となり、GPS内蔵と合わせてカーナビとしても活用できる汎用性の高さも魅力です。
最新のAndroid 15をベースとしたALLDOCUBE OS 4.0を搭載し、AI画面認識機能など新たな使い勝手も提供。価格以上の満足感を提供する【ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro】は、まさにコストパフォーマンスに優れた小型タブレットの新定番となるでしょう。



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ALLDOCUBE iPlay70mini Pro の スペック

機種名 | ALLDOCUBE iPlay70mini Pro |
カラー | ・グレー |
ストレージ | 256GB(UFS3.1) +最大1TBのmicroSDカードに対応 |
メモリ | 8GB(LPDDR5) +最大8GB追加可能 |
サイズ | 縦 :202.7mm 横 :126.0mm 厚さ:7.3mm 重量:310g |
ディスプレイ | パネルタイプ:IPS液晶 サイズ:8.4インチ 解像度: FHD+(1200×1920) ピクセル密度:279ppi ピーク輝度:450nits リフレッシュレート:90Hz |
プロセッサ | Mediatek MT8791 |
バッテリー | 6,050mAh 有線充電速度:PD18W 無線充電速度:非対応 |
カメラ | ・メインカメラ 13MP オートフォーカス対応 ・フロントカメラ 5MP |
生体認証 | 顔認証 |
対応バンド | デュアルSIM(nanoSIM ×2) SIM2はmicroSDカードと排他的 周波数帯域 2G:GSM:B2/3/5/8 3G:WCDMA:B1/2/5/8 4G:FDD:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28A/28B TDD:B38/40/41 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz+5GHz) WiFi6 |
Bluetooth | 5.4 |
位置情報 | GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou |
オーディオ | 2ボックススピーカー |
センサー類 | 重力センサー、環境光センサー、ジャイロスコープ |
防水・防塵規格 | 非対応 |
OS | ALLDOCUBE OS4.0(Android 15) |
その他 | WidevineL1対応 |
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro は軽量感と重厚感を兼ね備えた絶妙な筐体設計
開封〜内容物の紹介

【ALLDOCUBE iPlay70mini Pro】のパッケージは、前シリーズのiPlay60シリーズと同様に、製品イラストとメーカー名が大きく表示された、シンプルなデザインです。

パッケージ背面には、製品のスペックが英語で記載されています。これは、日本向けのローカライズを省くことで、余計なコストをかけずに低価格を実現しようとする企業の努力だと考えられます。

内容物はタブレット本体のほかにSIMピン、充電器一式、そして簡単な説明書が同梱されています。
充電アダプタは日本国内での使用に必要なPSEマークが表示されており、20Wの充電速度に対応しています。

後述しますが、タブレット自体はPD18Wまでの充電速度に対応しています。
本体外観の紹介

本機のデザインは、前シリーズのiPlay60シリーズと類似していますが、細部の処理がより丁寧になり、上質さが際立っています。背面はひんやりとしたメタル素材で、重厚感や高級感を感じる設計です。さらに、スタイリッシュなメーカーロゴが中央に配置されているのがiPlay70シリーズからの特徴です。
また、LEDフラッシュライトがカメラレンズと同じ見た目となったことで、まるでデュアルカメラのような洗練されたデザインになりました。これにより、前シリーズにあった粗っぽさがなくなり、全体的にまとまりのある印象を受けます。

一方で、各種認証マークなどが記載されたシールが背面下部に貼られているのは、前モデルから変わらずで、正直に言ってデザイン上のマイナスポイントです。おそらく、タブレットのボディの型を他機種と共通化することでコストを抑えているものと思われます。このおかげで安く購入できているのだと割り切って納得するしかないでしょう。

側面は背面と異なり、樹脂素材となります。背面のメタル素材で高級感を演出しつつ、側面の樹脂素材で軽量化に貢献するという、絶妙な設計と言えるでしょう。

下部側面にはスピーカー2基とUSB Type-Cの充電口、マイク穴を備えています。

背面向かって左側側面は電源ボタンと音量調節ボタンを、

そして背面向かって右側側面にはSIMスロットを備えます。

指紋センサーはなく、また、スピーカー2基は一辺に偏って設置されていることがわかります。
画面保護フィルムは初期装備

購入時点でディスプレイ面には画面保護フィルムが貼り付けてあります。しかし、傷や指紋が付きやすいので、ガラスフィルムに貼り換えることをお勧めします。



ガラスフィルムは旭硝子製品がお勧めです!
保護カバーは別途調達が必要

残念ながらタブレットのカバーは別売りとなります。公式のカバーは手帳タイプで、スタンド機能を備えています。しかし、カバーの開閉に合わせてディスプレイが自動で点灯するウェイクアップ機能には非対応です。



筆者は手帳タイプではないカバーが欲しかったため、サードパーティ製のTPUクリアタイプのものを購入して使用しています。


薄型軽量設計で長時間持っても疲れない

本機の重量は、公称値で310g、初期保護フィルムを貼った状態での実測値で約315gでした。8インチタブレットの中では軽量な部類であり、長時間手に持っていても疲れにくいでしょう。
⇩ 8インチタブレット重量比較表 ⇩
サイズ | 公称重量 | 長辺 | 短辺 | 厚み | |
ALLDOCUBE iPlay50mini | 8.4インチ | 292g | 202.7mm | 126.0mm | 7.5mm |
iPad mini 6 | 8.3インチ | 293g | 195.4mm | 134.8mm | 6.3mm |
iPad mini 7 | 8.3インチ | 297g | 195.4mm | 134.8mm | 6.3mm |
ALLDOCUBE iPlay50mini Pro NFE | 8.4インチ | 306g | 202.7mm | 126.0mm | 7.5mm |
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro | 8.4インチ | 310g | 202.7mm | 126.0mm | 7.3mm |
ALLDOCUBE iPlay60mini Pro | 8.4インチ | 310g | 202.7mm | 126.0mm | 7.9mm |
Headwolf FPad 5 | 8.38インチ | 320g | 202.0mm | 125.0mm | 7.5mm |
ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo | 8.4インチ | 323g | 202.7mm | 126.0mm | 7.9mm |
TECLAST P85T | 8インチ | 340g | 201.7mm | 122.4mm | 9.1mm |
ALLDOCUBE iPlay60 mini | 8.68インチ | 350g | 212.0mm | 124.6mm | 8.7mm |
Blackview Tab5 | 8インチ | 355g | 211.2mm | 126.2mm | 9.7mm |
UMIDIGI G1 Tab mini | 8インチ | 368g | 201.6mm | 124.5mm | 8.9mm |
Redmi Pad SE 8.7 4G | 8.7インチ | 375g | 211.58mm | 125.48mm | 8.8mm |
Headwolf FPad 7 | 8.4インチ | 385g | 203.7mm | 125.8mm | 8.5mm |

メタル素材を採用している筐体で、この重量はすごいです!
薄型ボディで片手操作も快適

片手で操作する際の持ちやすさは、重量よりも横幅や厚みが重要になりますが、本機は厚みが7.3mmと薄く、非常に持ちやすいと感じます。これにより、落としてしまう危険性も少なく、安心して操作できます。
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro は8.4インチ FHD+ & 90HzのIPSディスプレイを搭載
電子書籍リーダーや動画視聴用端末として最適なディスプレイスペック

【ALLDOCUBE iPlay70mini Pro】のディスプレイには8.4インチのIPS液晶ディスプレイを採用しており、解像度は1920×1200ピクセル(FHD+)です。このサイズ感は、片手での操作もしやすく、通勤・通学中の動画視聴や電子書籍を読むのに最適です。IPSパネルの採用により視野角が広く、どの角度から見ても色変化が少なく鮮明な映像を楽しめます。
リフレッシュレートは90Hzに対応
リフレッシュレートは最大90Hzに対応しており、ウェブサイトのスクロールやUIアニメーション、対応ゲームの描画などが非常に滑らかです。これによりタッチの応答性も向上し、体感的な快適さが格段に上がっています。なお、リフレッシュレートの変更設定項目は見当たらず、90Hz固定であると思われます。

残念ながらUSB-Cからの画面出力には対応していません。
450ニトの明るさと自動調光機能

ディスプレイの明るさについては、最大450ニトと比較的明るく、「サンライトディスプレイ」と名付けられています。これにより室内利用であれば十分な明るさが確保され、日中の明るい屋外でも一定の視認性が期待できます。また、自動調光機能にもしっかり対応しており、周囲の明るさに応じて画面の明るさが自動で調整されます。

ディスプレイ性能としては、この価格帯のタブレットとしては非常に高い満足度を得ることができました!
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro は最新のAndroid 15ベース「ALLDOCUBE OS 4.0」を搭載
大幅なアップデートで進化した「ALLDOCUBE OS」

【ALLDOCUBE iPlay70mini Pro】は、最新のAndroid 15をベースとした「ALLDOCUBE OS 4.0」を搭載しています。初期出荷時の「ALLDOCUBE OS 4.0 Lite」からUIデザインが刷新され、よりカラフルで洗練された、タブレット操作に最適なUIへと進化しました。広告表示のないクリーンなデザインも特徴です。
このように、ALLDOCUBE OS 4.0は、シンプルでクリーンなUIと便利な独自機能を備え、価格以上の使い勝手を提供しています。
高速UFS 3.1と大容量・拡張性に長けたストレージ性能

本機のストレージは、この価格帯のタブレットとしては非常に充実しています。まず、256GBの大容量ストレージを搭載し、高速なUFS 3.1規格を採用。アプリの起動やデータの読み書きが非常に快適です。
また、microSDカードによるストレージ拡張にも対応しており、最大1TBまで容量を増やせるのも嬉しいポイントです。SIMスロットとの排他利用にはなりますが、SDカードスロットがあるのは大きなメリットです。
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro は価格帯を超越したパワフルさと快適な操作感
Dimensity MT8791でミドルレンジクラスの性能を発揮

【ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro】に搭載されているSoCは、MediaTek製の「Dimensity MT8791」です。このチップはDimensity 7050に相当するとされており、6nmプロセスで製造されたオクタコアCPUは、高性能なArm Cortex-A78コアと高効率なArm Cortex-A55コアを組み合わせています。
この「Dimensity MT8791」の性能は、Helio G99を搭載した前モデルから大幅に向上しています。Helio G99がAnTuTuスコアで約39万~41万点程度だったのに対し、本機はAnTuTu(Ver10)総合スコアで約55万点を記録しました。これは公称値の50万点超えを上回る結果であり、価格帯としては異例の高さです。スコアの分類では「ミドルレンジ」の領域に到達しており、これまでの安価なAndroidタブレットの性能水準を大きく引き上げています。

処理性能の面だけ見ても、はっきり言って高コスパ製品です!
⇩AnTuTu V10のタブレットスコア結果⇩
機種名 | スコア | プロセッサ |
ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo | 538,874 | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 |
Headwolf FPad 7 | 530,678 | MediaTek Dimensity 7050 |
ALLDOCUBE iPlay60mini Pro | 404,542 | MediaTek Helio G99 |
Headwolf FPad 5 | 391,297 | MediaTek Helio G99 |
ALLDOCUBE iPlay50mini Pro NFE | 383,417 | MediaTek Helio G99 |
ALLDOCUBE iPlay60 lite | 280,367 | UNISOC T606 |
Redmi Pad SE 8.7 4G | 271,720 | MediaTek Helio G85 |
Blackview Tab60 Pro | 251,245 | UNISOC T606 |
ALLDOCUBE iPlay50 mini | 246,689 | UNISOC T606 |
ALLDOCUBE iPlay60 mini | 237,555 | UNISOC T606 |
HiGrace C107 | 186,642 | Allwiner A523 |
TECLAST P85T | 166,026 | Allwiner A523 |
UMIDIGI G1 Tab mini | 131,438 | Rockchip RK3562 |
Blackview Tab 5 | 6,7174 | Rockchip RK3326S |
日常使いは快適、3Dゲームは要調整

実際の使用感では、ウェブブラウジングやSNS、アプリの立ち上げにおいて非常に快適でサクサク動作します。
一方で、「原神」や「崩壊:スターレイル」といった重量級の3Dゲームでは、やはり厳しい側面があります。デフォルトの画質設定は「最低」となり、画質を下げてもカクつきが見られることがあります。
しかし、2D系の軽いゲームであれば問題なく快適に遊べます。ゲームを頻繁にプレイしないユーザーや、軽いゲームを楽しむ分には十分な性能と言えるでしょう。

ゲーミングタブレットとしての購入は要注意です!
設定から仮想メモリを追加可能

メモリ(RAM)は8GBを搭載し、さらに8GBの仮想メモリを追加することで合計16GBとして利用可能です。規格には高速なLPDDR5が採用されており、マルチタスク処理もスムーズに行えます。

基本的に最大の8GBで設定しておきましょう!
Xの挙動をチェック

X(旧Twitter)の動作も前述の通り非常にスムーズで、画像読み込みも早く、スクロールが快適でした。

ツイッタラーの筆者にとっては最高のタブレットです!
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro は必要十分のバッテリー性能を搭載
バッテリー容量は前モデル据え置きの6,050mAh

【ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro】は6,050mAhのバッテリーを搭載しています。この容量は8.4インチクラスのタブレットとしては十分とされており、ALLDOCUBEは「一日中使えるバッテリー寿命(All-Day Battery Life)」を謳っています。

バッテリー容量は前モデル「iPlay60mini Pro」から据え置きです。
リフレッシュレートの向上で駆動時間は前作を下回る

バッテリーテストは「PCMark for Android」を使用し、画面リフレッシュレート90Hz、輝度と音量を共に50%に固定して実施しました。その結果、バッテリー残量100%から20%になるまでに7時間45分を要しました。単純計算で、0%になるまで使い続けた場合は約9時間41分となります。
省電力性能としては決して悪くはありませんが、バッテリー容量が同一の前作【iPlay60mini Pro】を下回る連続駆動時間となりました。これは、リフレッシュレートが60Hzから90Hzに向上していることが主な要因だと思われます。
リフレッシュレートの設定は変更できないため、今後のアップデートによる仕様変更や、さらなる最適化による省電力化が望まれます。なお、現状の駆動時間でも、一般的な使い方であれば1日を乗り切ることは可能です。
⇩タブレットバッテリーテスト記録⇩
機種名 | 記録時間 | バッテリー容量 |
ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo | 20時間8分 | 5,500mAh |
ALLDOCUBE iPlay60 lite | 13時間39分 | 8,000mAh |
Headwolf FPad5 | 13時間35分 | 5,500mAh |
Blackview Tab60 Pro | 13時間33分 | 7,700mAh |
Blackview Tab13 | 12時間41分 | 7,280mAh |
Blackview Tab11 | 11時間43分 | 6,580mAh |
Blackview Tab6 | 11時間16分 | 5,580mAh |
ALLDOCUBE iPlay60mini Pro | 11時間15分 | 6,050mAh |
Headwolf FPad 7 | 10時間41分 | 6,500mAh |
ALLDOCUBE iPlay50mini Pro NFE | 10時間10分 | 5,000mAh |
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro | 9時間41分 | 6,050mAh |
Blackview Tab12 | 9時間11分 | 6,580mAh |
ALLDOCUBE iPlay50 mini | 9時間18分 | 4,000mAh |
Blackview Tab5 | 9時間1分 | 5,580mAh |
ALLDOCUBE iPlay60 mini | 8時間18分 | 4,000mAh |
TECLAST P85T | 8時間2分 | 5,000mAh |
UMIDIGI G1 Tab mini | 7時間38分 | 5,000mAh |
HiGrace C107 | 6時間21分 | 5,000mAh |
18Wの有線急速充電
本機の充電性能に関しては、最大18WのPD(Power Delivery)急速充電に対応しています。
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro は次モデルにアップデートの余地を残したスピーカー性能
デュアルスピーカーだが配置に難あり

【ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro】はデュアルステレオスピーカーを搭載していますが、配置に課題があります。スピーカーが縦持ちした際の下部に集中しているため、ステレオサウンドの恩恵は少ないです。
特に、動画視聴などでタブレットを横向きに持った場合、左右どちらか一辺からしか音が出ないため、違和感は否めません。音質自体は「普通」レベルであり、サウンド性能に期待しすぎるのは禁物です。

ワイヤレスイヤホンや外部スピーカーに接続するとよいでしょう!
LDACコーデックに対応でハイレゾサウンドを堪能可能

本機は、ワイヤレスイヤホンなどをBluetooth接続する際、高音質なハイレゾ音源の伝送が可能な「LDAC」に対応しています。これにより、ワイヤレスイヤホンを使って高品質な音楽鑑賞を楽しむことができます。
ただし、3.5mmのイヤホンジャックは搭載されていません。有線イヤホンを使用する場合は、USB Type-C to 3.5mmイヤホンジャック変換アダプタが別途必要になります。
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro は顔認証によるロック解除に対応
インカメラによる顔認証システムに対応
本機は、インカメラを使用した顔認証システムに対応しており、その精度と速度は十分に実用的です。ストレスなくスムーズにロック解除できます。

2025/6/23のOSのアップデートで顔認証システムが追加されました!
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro はタブレットとしては標準的なカメラ性能
メインカメラ 13MP




メインカメラ(背面カメラ)には、1300万画素(13MP)のイメージセンサーを採用しており、タブレットに搭載されるカメラとしては標準的な機能を備えています。前作【iPlay60mini Pro】よりも色鮮やかな写真が撮れますが、スマートフォンのような高画質撮影を期待するものではなく、あくまでタブレットのユーティリティ機能の一部と考えるのが良いでしょう。

オートフォーカスに対応し、QRコードの読み取りや記録用には十分です。
インカメラ 5MP

インカメラはアウトカメラよりもスペックが低い5MPのセンサーを採用していますが、ビデオ通話をするには十分な性能です。
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro は1080p 30fpsの動画撮影が可能
手振れ補正が聞かず歩きながらの撮影は実用性低め
本機は最大1080p 30fpsの動画撮影に対応しています。写真性能同様に、スマートフォンと同レベルで期待するのは難しいものの、日常の記録撮影には十分な性能と言えます。前作【iPlay60mini Pro】ではEIS(電子式手振れ補正)が有効にできたのですが、今作は同機能が省かれている状態でした。

写真や動画撮影は、お手持ちのスマートフォンで!
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro は国内4キャリア全てで満足の通信を実現
2番号の運用が可能

【ALLDOCUBE iPlay70mini Pro】はデュアルSIMスロットを搭載しており、SIMカードを2枚挿入するか、SIMカード1枚とmicroSDカードを排他利用することが可能です。
主要4キャリアのバンドをカバー
2G:GSM:B2/3/5/8
3G:WCDMA:B1/2/5/8
4G:FDD:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28A/28B
TDD:B38/40/41
5Gには対応していませんが、4G LTEでは、日本の主要4キャリア(docomo、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の重要な周波数帯に対応しているため、国内での利用において安心感が高いです。
特に、前作【iPlay60mini Pro】にはなかったドコモとauの主要バンド「19」「18/26」に対応した点は高く評価できます。これにより、より広いエリアで安定した通信が期待できるでしょう。
VoLTEや技適にもしっかりと対応

本機はVoLTEに対応しており、通話も可能です。また、SIMカードを挿入しただけで通信やVoLTEがオンとなり、特別APN設定をする必要はありません。
さらに、しっかり技術基準適合証明に対応しています。これにより、日本国内での無線通信機器としての法的基準を満たしているため、安心して利用できます。

eSIMは非対応です。
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro のGPSを搭載しておりカーナビとしても活用可能
GPS搭載でカーナビにもなる
【ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro】はGPSに対応しており、外出先で地図アプリを利用したり、旅行先で活躍したり、さらにはカーナビ代わりとして利用可能です。

コンパスが非搭載なので、停車時に方向が変わってしまうことがありますが、問題なくカーナビとして活用できました!
Widevine L1対応で高画質動画視聴

動画視聴に不可欠なセキュリティレベルは、Widevine L1に対応しています。これにより、NetflixやAmazon Prime Videoといった主要な動画配信サービスでHD以上の高解像度コンテンツを存分に楽しむことができます。

動画視聴用端末としての活躍必須です!
防水防塵・FeliCaには非対応
本機は防水防塵規格を取得しておらず、お風呂や水場での使用は故障のリスクが高いため控えましょう。また、NFCやおサイフケータイの機能も非対応となります。
ALLDOCUBE iPlay70mini Pro の価格
定価 ⇒ 28,999円


まとめ:価格以上の価値を提供する、小型タブレットの新定番
【ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro】は、手頃な価格帯にありながら、高い性能と充実した機能を凝縮した、まさに「理想的」な選択肢です。
MediaTek Dimensity MT8791チップによるミドルレンジクラスの処理性能は、Webブラウジングや動画視聴を非常に快適にします。さらに、90Hz駆動のFHD+ディスプレイは、驚くほど滑らかで美しい映像体験を提供。これまでの安価なタブレットとは一線を画す、ワンランク上の使い心地を実現しています。
4G LTE通信やGPS対応といった優れた接続性、薄型軽量なデザインも大きな魅力です。Wi-Fi環境のない場所でも自由に使えるため、あなたのデジタルライフをよりアクティブなものに変えてくれるでしょう。
一方で、指紋認証非対応やスピーカー配置といったいくつかの妥協点はありますが、その性能と機能、そして何よりも2万円台前半という価格を考慮すれば、十分許容範囲と言えます。
【ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro】は、「手頃な価格で高性能、かつSIMとSDカードに対応した万能な小型タブレット」を求めるユーザーにとって、まさに理想的な一台です。その優れたコストパフォーマンスは、あなたの期待を大きく上回る満足感を与えてくれるでしょう。