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【ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo レビュー】処理性能が向上した8.4インチコンパクトタブレット

2024年10月20日

 ALLDOCUBEから、8.4インチのコンパクトなAndroidタブレット【ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo】が登場しました。従来の「Helio G99」搭載タブレットとは一線を画す、「Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1」プロセッサを搭載し、AnTuTuベンチマークで約54万点という驚異的なスコアを叩き出す、まさに「ミニだけどターボ」な一台です。

 今回は、【iPlay60 mini Turbo】を実際に使用してみて感じたメリット・デメリット、そして、デザイン、ディスプレイ、プロセッサ、その他の項目に分けてその実力を詳しくレビューしていきます。

 コンパクトなタブレットに、ハイスペックを求めるユーザーも、そうでないユーザーも必見です。【iPlay60 mini Turbo】が、あなたのタブレット体験をどのように変えるのか、ぜひ読み進めてみてください。

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田舎団子
田舎団子

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ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo のスペック

8.4インチAndroid14タブレット Helio G99高性能タブレット Snapdragon 6 Gen 1 オールドキューブ iplay60 mini Turbo タブレット-U812-芯片
機種名ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo
カラー・グレー
ストレージ128GB
+1TBまでmicroSD対応
USB 3.1対応
メモリ8GB (LPDDR5)
+8GB拡張可能
サイズ縦 :202.7mm
横 :126.0mm
厚さ:7.9mm
重量:323g
ディスプレイパネルタイプ:IPS液晶
サイズ:8.4インチ
解像度: FHD+(1920×1200)
アスペクト比:16:10
ピクセル密度:270ppi
輝度:350nit
リフレッシュレート:60Hz
プロセッサQualcomm Snapdragon 6 Gen 1
AnTuTu:約54万点
バッテリー5,500mAh
有線充電速度:PD18W
カメラ・メインカメラ 13MP
・フロントカメラ 5MP
生体認証なし
対応バンドWi-Fi専用
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz) 
BluetoothBluetooth5.0
コーデック:LDAC , ACC , SBS
位置情報GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou
オーディオデュアルスピーカー
センサー類6軸ジャイロ/モーター/重力センサー/光センサー
防水・防塵規格なし
OSAndroid14
その他Widevine L1認証 ※NETFLIX対応
ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo スペック

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo は高級感溢れるフルメタルボディ

開封〜内容物の紹介

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo 化粧箱

 今回は、AliExpressで購入しました。パッケージの前面には、ディスプレイに近未来的なロボットのイラストが表示されたタブレット本体の写真がプリントされています。ALLDOCUBEの製品パッケージは、通常、白い背景にメーカーロゴのみというシンプルなデザインが多いのですが、今作では少し派手なデザインを採用しています。

田舎団子
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Amazonや楽天で購入したものとパッケージが異なる可能性ががあります。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo パッケージ

 パッケージの背面には簡易的なスペックが記載されています。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo 内容物

 内容物はタブレット本体のほか、ユーザーガイド、充電器一式、そしてSIMピンです。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo 充電器

 充電器は、日本でも問題なく使用できるPSEマークの表示がある10Wの充電速度に対応したものが同梱されています。

田舎団子
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最大の充電速度はPD18Wのため、より早く充電をしたい人は別途調達する必要があります。

本体外観の紹介

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo デザイン

 本体のカラーバリエーションはグレーのみです。筐体素材は全体的にメタルが採用されており、価格以上の高級感を感じさせます。特別なカラーリングや模様などはなく、シンプルなデザインですが、メタル素材の質感が際立つ洗練された仕上がりになっています。

田舎団子
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下位モデルにあたる【ALLDOAUBE iPlay60mini Pro】と全く同じ筐体デザインです。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo 筐体

 リアカメラはシングルカメラで、格安タブレットでよく見かける主張の強い大きなカメラユニットやダミーカメラなどはなく、シンプルでスッキリとしたデザインです。カメラの下部にはLEDフラッシュライトが配置されています。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo カメラ

 上部側面にはスピーカー穴とUSB Type-Cの充電口を備えます。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo メタル

 また、下部側面にはスピーカーを、

 背面向かって左側側面には電源ボタンと電源ボタン、

 背面向かって右側側面にはMicroSDスロットを備えています。

田舎団子
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電源ボタンと音量ボタンの位置配置は、一般的なスマートフォンと逆となっているので要注意です。

 また、ディスプレイ側の側面エッジ部にはマイク穴があります。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo iPad

 同じ8インチクラスのタブレットとして長年頂点に君臨している【iPad mini 6】と比較しても引けを取らない見た目のかっこよさをしていて、まさに洗練された良いデザインであると言っても過言ではないでしょう。

田舎団子
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質感は高いですが、、、さすがのiPadには及びません。

画面保護フィルムは初期装備

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo フィルム

 本機は、初期状態でディスプレイ保護フィルムが貼り付けてあります。しかし、指の滑りが悪く指紋や傷が付きやすい非常に質の悪いものとなります。あくまで輸送時の画面保護の用途であり、別途調達することをお勧めします。

田舎団子
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ディスプレイ保護フィルムは【ALLDOAUBE iPlay60mini Pro】と互換性があります。

保護カバーは付属しないので別途調達が必要

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo カバー

 本機のには、専用のカバーが付属していません。本体を傷や汚れから守りたい場合は、別途購入する必要があります。カバーはディスプレイ保護フィルム同様に【ALLDOAUBE iPlay60mini Pro】と互換性があります。そのため、サードパーティ製を含め、様々な種類のケースがすでに販売されています。手帳型、スタンド型、クリアケースなど、自分の好みに合ったケースを選んでみましょう。

※公式カバーは楽天市場の方が価格が安い場合があります。

田舎団子
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筆者は公式のカバーを購入しました。

とても軽量なタブレット重量

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo 重量

 本体重量は公称値で323gですが、初期保護フィルムを貼り付けた状態で実測したところ、314gでした。ALLDOCUBEの8インチタブレットは全体的に軽量で、本機も同様に軽く、取り扱いやすい設計となっています。5,500mAhというバッテリー容量を考えると、驚異的な軽さと言えるでしょう。

 長時間使用しても疲れにくく、外出先へ気軽に持ち運べる点は、大きなメリットです。

⇩ 8インチタブレット重量比較表 ⇩

サイズ公称重量長辺短辺厚み
ALLDOCUBE iPlay50mini8.4インチ292g202.7mm126.0mm7.5mm
iPad mini 68.3インチ293g195.4mm134.8mm6.3mm
ALLDOCUBE iPlay50mini Pro NFE8.4インチ306g202.7mm126.0mm7.5mm
ALLDOCUBE iPlay60mini Pro8.4インチ310g202.7mm126.0mm7.9mm
Headwolf FPad58.38インチ320g202.0mm125.0mm7.5mm
ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo8.4インチ323g202.7mm126.0mm7.9mm
TECLAST P85T8インチ340g201.7mm122.4mm9.1mm
Blackview Tab58インチ355g211.2mm126.2mm9.7mm
UMIDIGI G1 Tab mini8インチ368g201.6mm124.5mm8.9mm
Redmi Pad SE 8.7 4G8.7インチ375g211.58mm125.48mm8.8mm
軽い順に表示
ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo 重さ

 公式カバーを装着した状態での重量は417gです。手帳型のケースは重量があるため、傷などを気にせず裸で使用するのも良いかもしれません。

田舎団子
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筆者は手帳型のガバーではなく、TPU素材のカバーが好きです!

7.9mmの手に馴染む丁度良い筐体の厚み

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo サイズ

 本機の厚さは7.9mmと薄型で、持ちにくいと感じることはありません。むしろ、手にしっくりと馴染む、ちょうど良い厚みと言えるでしょう。

田舎団子
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持ちやすさは8インチタブレットの強みです!

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo は高解像度の8.4インチ液晶ディスプレイを搭載

FHD+の美しい8.4インチIPS液晶ディスプレイ

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo ディスプレイ

 本機は8.4インチのFHD+ (1920×1200) 解像度のIPS液晶ディスプレイを搭載しています。この高解像度ディスプレイは、細かな文字まで鮮明に表示できるため、電子書籍やWebページの閲覧に最適です。また、映画や動画を高画質で楽しむこともできます。

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ディスプレイも筐体同様【ALLDOAUBE iPlay60mini Pro】と同じものを使用しています。

リフレッシュレートは残念ながら60Hz

 本機のディスプレイのリフレッシュレートは60Hzです。最近のスマートフォンやタブレットでは、90Hzや120Hzといった高リフレッシュレートに対応した機種が増えていますが、本機は60Hzに固定されています。

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リフレッシュレートに拘りたい人は【Redmi Pad SE 8.7 4G】をご検討ください!

ピーク輝度は価格相応

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo 輝度

 本機のディスプレイの輝度は350nitです。屋内での使用には十分な明るさを確保していますが、晴れた日の屋外など明るい場所では画面が見えづらい場合があります。また、ディスプレイ面に環境光センサーを搭載しており、周囲の明るさに応じて自動でディスプレイ輝度を調節することができます。

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屋内ではとても見やすいディスプレイです!

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo はオペレーションシステムに素のAndroid14を搭載

オリジナルOSの「ALLDOCUBE OS 3.0」は非搭載

 下位モデルにあたる【ALLDOAUBE iPlay60mini Pro】で搭載されていた独自OS「ALLDOCUBE OS 3.0」は、残念ながら本機には搭載されていません。代わりに搭載されているのは素のAndroid 14で、非常にシンプルで使いやすいOSですが、カスタムが施されていないため、自由度や利便性は低めです。

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今後のアップデートで変更される可能性はあります。

初期状態でインストールされているアプリはほぼグーグルのみ

 初期状態でインストールされているアプリは21種類で、そのほとんどがGoogle系のアプリや、時計、電卓など、日常的に使用する実用的なアプリのみです。無駄なアプリがプリインストールされていないため、ストレージ容量を圧迫せず、快適に利用開始できます。

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筆者が見てきたすべてのスマホ・タブレットの中で最も少ないです。

ストレージ容量は128GBの一択

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo ストレージ

 本機のストレージ容量は128GBです。ただし、初期状態でシステム領域などに約19GBが使用されているため、実際に使用できる容量は約109GBとなります。写真や動画、アプリなどをたくさん保存したい場合は、microSDカードを利用しましょう。

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microSDは1TBまで対応です。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo は国内Android 8インチタブレットの中では高性能のプロセッサを搭載

Snapdragon 6 Gen 1 を搭載し AnTuTu 約54万点を記録

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo AnTuTu

 SoCには「Snapdragon 6 Gen 1」を搭載しており、スマートフォンの性能を測るAnTuTuベンチマークテストVersion10.3.4にて54約万点を記録しました。このスコアは日本で展開している主流の8インチAndroidタブレットの中では最もスコアが高く、処理性能が優れていることを表しています。実際の使用感も非常に快適で、ブラウザベース作業や動画視聴、SNSの閲覧等ではとてもパワフルで機敏な動作を体験することができます。

 また、最近「MediaTek Helio G99」プロセッサを搭載したタブレットが多く、当ブログでも多くのレビュー記事を公開してきました。Helio G99はAnTuTuベンチマークテストで約40万点を記録するなど、日常的な用途であれば本機と同様に快適に動作します。しかし、クアルコム社製の「Snapdragon 6 Gen 1」は、Helio G99よりもさらに信頼性と処理性能に優れたプロセッサと言えるでしょう。

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今後はこのチップが主流となるかもしれません。

⇩AnTuTu V10のタブレットスコア結果⇩

機種名スコアプロセッサ
ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo538,874Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1
ALLDOCUBE iPlay60mini Pro404,542MediaTek Helio G99
Headwolf FPad5391,297MediaTek Helio G99
ALLDOCUBE iPlay50mini Pro NFE383,417MediaTek Helio G99
ALLDOCUBE iPlay60 lite280,367UNISOC T606
Redmi Pad SE 8.7 4G271,720MediaTek Helio G85
ALLDOCUBE iPlay50 mini246,689UNISOC T606
HiGrace C107186,642Allwiner A523
TECLAST P85T166,026Allwiner A523
UMIDIGI G1 Tab mini131,438Rockchip RK3562
Blackview Tab 56,7174Rockchip RK3326S
※ガジェチェス実測の参考記録(タブレットAnTuTuスコア)

設定から仮想メモリを追加可能

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo メモリ

 設定から仮想メモリを設定することで、ストレージの一部をメモリとして使用できます。本機は最大で8GB拡張できるため、もともとのメモリ容量8GBと合わせて、最大16GBのメモリ容量を実現できます。ストレージに余裕がある場合は、より快適な操作体験のために本機能を活用することをおすすめします。

① 「設定」を開く
② 「ストレージ」をタップ
③ 「Memory expansion」をタップ
④ 「Memory expansion size setting」より好きな容量を選ぶ
⑤ 再起動

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空きストレージ容量を活用するため、データをたくさん保存してしまうと機能しないので注意です。

Xの挙動をチェック

 前述の通り、SNSの閲覧は非常に快適で、ストレスを感じることはありませんでした。TwitterやInstagramなどのアプリもスムーズに動作し、タイムラインのスクロールや画像の読み込みも高速です。

田舎団子
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寝る前のごろ寝タブレットとして優秀な性能を誇ります!

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo のバッテリー容量はProモデルより少しサイズダウンも省電力性能が格段に向上

省電力性能は驚異的

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo バッテリー

 バッテリーテストは「PCMark for Android」を使用し、画面リフレッシュレート60Hz、輝度と音量を共に50%に固定して実施しました。その結果、バッテリー残量100%から20%になるまでに16時間7分かかりました。単純計算で、0%になるまで使い続けた場合は約20時間8分かかることになります。約1日使い続けてやっとバッテリーがなくなることから、バッテリーの持続時間は驚異的であると言えるでしょう。

 バッテリー容量は5,500mAhです。これは、下位モデルの【ALLDOAUBE iPlay60mini Pro】の6,050mAhよりも少なくなっています。しかし、バッテリーテストでは長時間駆動が可能であることが確認できたため、省電力性能は非常に優れていると言えるでしょう。

 これは、Snapdragon 6 Gen 1の高い電力効率と、システム全体の最適化によるものと考えられます。バッテリー容量が少なくなったとはいえ、1日中安心して使えるだけのバッテリー持ちを実現しています。

⇩タブレットバッテリーテスト記録⇩

機種名記録時間バッテリー容量
ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo20時間8分5,500mAh
ALLDOCUBE iPlay60 lite13時間39分8,000mAh
Headwolf FPad513時間35分5,500mAh
Blackview Tab1312時間41分7,280mAh
Blackview Tab1111時間43分6,580mAh
Blackview Tab611時間16分5,580mAh
ALLDOCUBE iPlay60mini Pro11時間15分6,050mAh
ALLDOCUBE iPlay50mini Pro NFE10時間10分5,000mAh
Blackview Tab129時間11分6,580mAh
ALLDOCUBE iPlay50 mini9時間18分4,000mAh
Blackview Tab59時間1分5,580mAh
TECLAST P85T8時間2分5,000mAh
UMIDIGI G1 Tab mini7時間38分5,000mAh
HiGrace C1076時間21分5,000mAh
※ガジェチェス実測の参考記録(タブレットバッテリーテスト)

充電速度はPD18Wに対応

 充電速度はPD18Wに対応しています。しかし、付属の充電アダプターは10Wまでしか出力できないため、最大限の充電速度を活かすには、別途PD18W対応の充電器を用意する必要があります。

田舎団子
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スマホとは違い、常に持ち歩くわけではないタブレットなので、10Wの速度でも困ることはないでしょう。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo は上下に配置された音質の優れたデュアルスピーカーが特徴

臨場感あふれるステレオサウンドに対応

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo スピーカー

 【ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo】は、高品質なデュアルスピーカーを搭載し、ステレオサウンドに対応しています。スピーカーはタブレットを横向きに持った際の左右に配置されており、バランスの取れたサウンドで、動画視聴や音楽鑑賞をより楽しめます。

 サウンド性能的には「iPad mini 6」を除き、8インチクラスのタブレットの中では群を抜いて優秀です。音質にこだわって設計されていることから、動画視聴や音楽鑑賞など、エンターテイメント用途での使用を想定していると考えられます。

田舎団子
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動画視聴が捗ります!

LDACでハイレゾ再生に対応

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo サウンド

 Bluetooth接続のコーデックとして、高音質なハイレゾ音源の伝送が可能な「LDAC」に対応しています。対応するワイヤレスイヤホンと組み合わせることで、ワイヤレスでも高音質の音楽鑑賞を楽しむことができます。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo は生態認証には非対応

ロック画面解除にはPIN入力等に限定される

 本機は残念ながら顔認証や指紋認証といった生体認証システムには対応していません。そのため、ロック画面を解除する際には、PINコードやパターンを入力する必要があります。

 これは、最近のスマートフォンやタブレットでは標準的に搭載されている機能であるため、非対応なのは少し残念な点です。セキュリティ面だけでなく、利便性という点でも、生体認証は重要な要素と言えるでしょう。

田舎団子
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下位モデル【ALLDOAUBE iPlay60mini Pro】は顔認証に対応しています。なんでや!!

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo のカメラ性能は低く実用性なし

メインカメラ(13MP)

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo 写真

 アウトカメラは13MPのシングルカメラです。屋外でいくつか写真を撮ってみましたが、残念ながら良い点は見当たりませんでした。植物の緑や看板の赤など、鮮やかな色がくすんで写ってしまい、全体的に色褪せた印象を受けます。また、少し暗い場所ではすぐに黒つぶれが発生してしまいます。

 これらのことから、カメラのハードウェアとソフトウェアの性能は、価格相応であると言えるでしょう。写真撮影をメインの用途として考えている方には、あまりおすすめできません。

最大ズーム

 デジタルズームは最大5倍程度(倍率は不明)まで対応していますが、白飛びが発生しやすいため、こちらもあまり実用的ではありません。基本的にはズームを使わずに撮影することをおすすめします。

田舎団子
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写真撮影はポケットにあるスマートフォンで行いましょう。

インカメラ(5MP)

 インカメラは、アウトカメラよりもさらに解像度の低い5MPのセンサーを搭載しています。屋内でビデオ通話やWeb会議などを行うと、相手に粗い映像が送信されてしまいます。画質はあまり期待できませんが、ビデオ通話やオンライン会議など、最低限の用途には問題なく使用できるでしょう。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo の動画性能は手振れ補正がなく撮影困難

最大4K30fpsの動画撮影が可能

 本機は、最大4K 30fpsでの動画撮影に対応しています。しかし、手ブレ補正機能が搭載されていないため、撮影した動画はブレが目立ち、見づらいものになってしまいます。これは解像度を下げても同様で、動画性能は低いと言わざるを得ません。

 下位モデルの【ALLDOAUBE iPlay60mini Pro】では、設定でEIS(電子式手ブレ補正)を有効にすることができ、動画撮影の安定性が向上していました。しかし、本機ではなぜかこの機能が削除されてしまっています。

田舎団子
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同じ13MPですが下位モデルの【ALLDOAUBE iPlay60mini Pro】よりカメラ性能は圧倒的に悪いです。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo はSIMカードによる通信に非対応

Wi-Fi専用タブレットでSIMカードによる通信は不可

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo SIM

 本機は、Wi-Fiモデルのみの販売となっており、SIMカードを挿入してモバイルデータ通信を利用することはできません。そのため、屋外でインターネットに接続したい場合は、スマートフォンのテザリング機能やフリーWi-Fiを利用する必要があります。

田舎団子
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個人的には残念なポイントでした。

技適マーク取得済みで安心して使用可能

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo 技適

 本機は、日本のECサイトでも販売されており、技適マークを取得済みです。そのため、電波法違反を心配することなく、安心して使用できます。

GPSに対応しておりカーナビとしても利用可能

 また本機は、高精度なGPSを搭載しており、車に搭載してカーナビとして使用することも可能です。ただし、Wi-Fiモデルであるため、単体でモバイルデータ通信を利用できません。そのため、カーナビとして使用する場合は、スマートフォンのテザリング機能を利用するか、Wi-Fiルーターなどを用意する必要があります。

田舎団子
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Googleマップはあらかじめ地図をダウンロードできる機能があるので、通信環境下で保存しておくと良いでしょう!

Widevine L1 認証でネットフリックス等を高解像度設定で視聴可能

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo Widevine

 また本機は、Widevine L1に対応しています。NetflixやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを高画質で視聴できるので、映画やドラマなどを美しい映像で楽しめます。

田舎団子
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最近は一般化しており、メーカーも特別アピールすることは無くなりました。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo と下位モデル ALLDOCUBE iPlay60mini Pro の差異点

iPlay60mini TurboiPlay60mini Pro
重量(実測値)314g316g
プロセッサSnapdragon 6 Gen 1
AnTuTu:54万点
MediaTek Helio G99
AnTuTu:40万点
ゲームモードなし「DuraSpeed」対応
microSD最大1TBまで対応最大512GBまで対応
バッテリー容量5,500mAh6,050mAh
バッテリーテスト16時間7分9時間0分
生態認証なし顔認証対応
動画性能EIS(電子式手振れ補正)非対応EIS(電子式手振れ補正)非対応
通信WiFi専用SIMカードによるモバイルデータ通信対応
定価35,999円28,999円

 下位モデル【ALLDOAUBE iPlay60mini Pro】との違いで、進化している点は処理性能、microSDの対応最大容量、省電力性能が挙げられ、逆に生態認証、動画性能、通信性能、価格面が退化している点となります。購入する際は、自分の用途に合ったモデルを選択するようにしましょう。

ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo の価格

定価 ⇒ 35,999円

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まとめ:処理能力とバッテリー性能が進化した8.4インチタブレット

メリット

  • 高級感あふれるメタル素材ボディ
  • 314g・7.9mmの軽量極薄ボディ
  • 高解像度の8.4インチコンパクトディスプレイ
  • 安心安定のQualcomm Snapdragon 6 Gen 1プロセッサ
  • 進化した驚異の省電力性能
  • 高音質デュアルステレオスピーカー

デメリット

  • 専用カバーが別売
  • 未だに60Hzの画面リフレッシュレート
  • 生態認証非対応
  • 貧弱なカメラ性能

 【ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo】は、8.4インチというコンパクトなサイズながら、Snapdragon 6 Gen 1を搭載し、約54万点という高いAnTuTuベンチマークスコアを記録するなど、パワフルな処理性能を備えたAndroidタブレットです。美しいディスプレイ、高品質なデュアルスピーカー、そして最新のAndroid 14 OSなど、充実した機能も魅力です。

 一方で、生体認証非対応やカメラ性能の低さ、動画撮影時の手ブレ補正がないなど、改善点もいくつか見られます。

 総合的に見ると、【ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo】は、エンターテイメント用途でタブレットを使いたい方、特に動画視聴や音楽鑑賞、電子書籍リーダーとしての使用を想定している方におすすめです。コンパクトで持ち運びやすく、美しいディスプレイと高音質なスピーカーで、コンテンツを存分に楽しむことができます。

 価格も手頃で、コストパフォーマンスに優れている点も大きな魅力です。もしあなたが、手軽に使える高性能なコンパクトタブレットを探しているのであれば、【ALLDOCUBE iPlay60 mini Turbo】は有力な候補になるでしょう。

引用(

  • この記事を書いた人

田舎団子(イナカダンシ)

新潟県田舎在中のガジェットレビュアー。スマートフォン・タブレット・TWS等ガジェットを中心にレビューします!

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