【Spigen Thin Fit P Case for GALAXY Z Fold 5】は、SpigenよりリリースされているSペンを収納することのできるSamsung Galaxy Z Fold 5を保護する耐衝撃ケースです。TPUとポリカーボネート素材を二重構造にすることで耐衝撃性能を高めたうえでスリムな構造を実現しました。かっこいいデザインが特徴的なカバーです。今回はSpigen様にご提供をいただきました。以下に詳細にレビューをします。
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パッケージ・内容物の紹介
パッケージには再生紙を利用した化粧箱を採用しています。表面積が広いのに余白が多く、シンプルで贅沢なデザインとなっています。
パッケージについては他シリーズと同じ形状となります。
背面には多くの言語で簡易的に特徴が記載されています。日本語では「スリムなグリップ感／優れた一体感／優れた保護力」と表記されています。
内容物はケース本体の他に、取り付けの手順書と交換用の両面テープが一式同梱されています。
取り付け方法
一般的なスマホのカバーと同様に、端末にはめ込むように取り付けます。また、本製品はサブディスプレイ側とアウトカメラ側のカバーが分離しているタイプとなります。そのため、簡単に外れないように周囲内側には両面テープが備わっています。
薄く指紋が付かないマットブラック調のかっこいいデザイン
表面は指紋を防ぐ加工の施されたマットブラックで統一された、クールでかっこいい印象を抱くデザインをしています。
マジで指紋が一切つきません。
【Spigen Thin Fit P】は、TPU素材とポリカーボネート素材が二重で構成されており、薄型で頑丈なカバーを実現しました。
端末カラーもブラックの場合、めちゃくちゃかっこよくなります。
メインディスプレイを開いた際の左側にはSペンを収納できるホルダーが備わっており、いつでも容易にSペンが取り出せるようになっています。また、背面やヒンジ部にホルダーを備えた製品とは違い、開いた状態で机の上に置いても傾いたりガタツクことがない設計であることが特徴です。
Sペンは付属しません。
片側の側面にSペンホルダーがあるために、閉じたときには段差が生じます。初めて見たときは違和感があったのですが、次第に違和感なく使用することができるようになりました。もともと閉じた状態で細い端末のため、ホルダーがあることにより多少横幅が広がったところで支障は一切ありません。
上部側面についてはマイクやスピーカーの位置にぴったり合わせて最低限の穴がきれいに開いています。
側面部も同じ素材です。
下部側面についても上部同様です。充電口のみ穴がくり抜かれているわけではなく、切り抜かれている形状をしています。
多くのカバーでは充電口部分が狭くてサイズの大きい充電ケーブルやUSBメモリがうまく差し込むことができなくなることがありますが、本製品は薄さや充電口の余裕のあるサイズで問題なく使用できるように上手に設計されています。
Spigenさん、わかってらっしゃる！
側面指紋認証兼電源ボタンや音量ボタンについては、ボタンの部分のみがくり抜かれているわけではなく少し上下に余裕をもって切り抜かれている仕様となっています。ただしボタンの無いサブディスプレイ側にはSペンホルダーが備わっているために、閉じた状態での指紋認証によるロック解除や音量調整がSペンに指が当たり行いずらいです。
基本開いて使用する人には問題なさそうです。
米国MIL規格 MIL-STD-810G 516.6（Shock）取得した最強の保護能力
米国MIL規格 とは
本製品は「米国MIL規格MIL-STD-810G 516.6」を取得しています。これは米国国防総省が調達する物資が、落下時の衝撃に耐えられることを確認するための試験規格です。実際に製品を落下させる試験を行い機能的な損傷がないことをクリアする必要があります。この試験をクリアしている本製品は、落下時の衝撃から高いレベルで保護されていると証明されています。
・MIL-STD-810G 516.6は、製品の故障や損傷を完全に保証するものではありません。
・MIL-STD-810G 516.6に準拠している製品でも、すべての落下条件下で問題なく使用できるとは限りません。
本製品の耐衝撃性が優れている理由
TPUとポリカーボネートの二重構造で造られており、外部からの傷を保護し、衝撃を吸収する仕組みが施されています。さらにカバー側面部の厚みがあり、落下時に本体をしっかりと守る保護力を備えています。閉じた状態ではSペンホルダーが飛び出しているため、厚みのある緩衝材となることでしょう。また、カメラ部も高さのあるエッジがあるためレンズをしっかりと保護してくれます。
ただし、ヒンジ部はむき出しになっているため、閉じた状態でこちら側から落下した場合は本体で直接衝撃を受けることとなるので注意が必要です。
Sペンホルダー分の重量が加わりそこそこ重い
カバーの重量は実測値で37.8gでした。「スリム」と謳われている本製品ですが、「軽量」という売り文句は使用していません。実際の重さも少し重量感があるなぁという印象を受けます。とは言えSペンホルダーを備えたうえMIL規格準拠しているカバーであると考えれば、40gを下回る重量を実現しているのは十分凄いことで、Spigenの技術力の高さを感じます。
言い訳をしないかっこよさ、見習います。
スマホとSペンを含んだ重量は305gという結果となりました。
筆者は気にならない重量でした！
薄い厚みでポケット内でもかさばらないスリムボディ
閉じた状態ではSペンホルダーの分横幅が増していますが、それでも普通のスマートフォンよりも細い為気になることはありません。また、厚みは抑えられているので閉じた状態での操作性は非常に快適です。ただし、サブディスプレイ面の縁が少し高く設計されている影響で、「戻る」の右側からのスワイプ動作が少ししにくい印象でした。
表面は指紋防止のマット加工が施されておりサラサラとした手触りです。一般的なTPU素材のカバーより少しだけグリップ力は劣りますが、持ちやすい形状により容易に落としてしまうようなことなく使用することができそうです。
なお、MagSafeには非対応となるため、MagSafe型のバンカーリング等を使用する場合は別途リングを装着する必要があります。ワイヤレス充電には対応しています。
⇩フォルダブル端末にMagSafeリングを使用してみた⇩
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まとめ：Sペン収納可能なクールでかっこいい耐衝撃カバー
実際に【Spigen Thin Fit P Case for GALAXY Z Fold 5】を使用してみたところ、ヒンジ部への不安こそ残るものの、Sペンを持ち運べて、かつ、高価な端末を守ることのできる耐衝撃性能に優れたケースであるということを実感しました。そして何よりデザインがかっこよく、端末もカバーも黒で合わせることでめちゃくちゃかっこよくなる点がとても気に入りました。クリアのカバーでは端末との間にほこりが入り込んで気になりますが、本製品はそれが見えないために気にならず、さらには表面が指紋が付かない点もグッド。高価な端末に装着するにふさわしい高級感漂う耐衝撃カバーです。
追伸：サブディスプレイの保護ガラスもSpigenがお勧め
サブディスプレイの保護ガラスフィルムもSpigenがお勧めです。価格は高めですが品質が高く、Spigenのカバーと非常に相性が良いです。さらには２枚入っているので、貼り付けに失敗した場合の替えがあるので安心して作業することができます。
また、貼り付けの際はガイドにスマホをはめてシールを引き抜くだけで良い為、誰でも失敗することなく作業をすることができます。
ガラスフィルムの貼り付け位置もガイドにより決められるので、ずれることはありません。カバーと干渉することもないためとてもお勧めです。
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