ALLDOCUBEから発売された「KIZPAD PRO」は、8.4インチのコンパクトなAndroidタブレットです。子供向けの学習コンテンツが充実しているだけでなく、価格に対して高性能なスペックとスタイリッシュなデザインで、大人も満足できる一台に仕上がっています。以下に詳細にレビューをします。
Twitterでも情報発信をしています。ぜひフォローをお願いします。
本記事は ALLDOCUBE 様に製品をご提供頂き作成をしています。
ALLDOCUBU KIZPAD PRO のスペック
機種名 | AALLDOCUBU KIZPAD PRO |
カラー | ・ブルー ・ピンク |
ストレージ | 64GB microSD:512GB迄対応 |
メモリ | 4GB 8GB拡張可能 |
サイズ | 高さ:202.7mm 幅 :126.0mm 厚さ:7.5mm 重量:292g |
ディスプレイ | 8.4インチ IPS液晶 解像度:FHD+(1200 × 1920) 画面密度:270PPI 画面輝度:300nit 画面比率:16:10 画面占有率:83% リフレッシュレート:60Hz |
プロセッサ | UNISOC T606 AnTuTu 約24万点 |
バッテリー | 4,000mAh 10W 有線充電 Type-C |
カメラ | アウトカメラ 5MP インカメラ 5MP |
サウンド | シングルスピーカー 3.5mmイヤホンジャック |
生体認証 | - |
対応バンド | デュアルスロット 【3G】 W-CDMA:1/2/4/5/8 【4G】 FDD-LTE:1/2/3/5/7/8/20/28 TDD-LTE:38/40/41 |
Wi-Fi | 2.4GHz + 5GHz |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS , Beidou , Glonass , Galileo |
センサー | |
防水規格 | - |
OS | Android13 |
その他 | Widevine L1 スタイラスペン対応 技適対応 |
ALLDOCUBU KIZPAD PRO は雑な扱いを受けても簡単には壊れない頑丈なカバーにより保護されている
開封・同梱品の紹介
本機のパッケージは、見た目からして子供向けの製品であることが一目でわかります。
背面のデザインにもこだわりが感じられ、同社製の他のタブレット「iPlay60mini Pro」や「iPlay60 lite」「iPlay50mini Pro NFE」などとは異なるアプローチが見て取れます。
Androidタブレット市場は競合ひしめく激戦区、500円でも安くするためにパッケージは質素です。本機のような子供向けタブレットはパッケージから子供受けを狙わないと売れないのでしょう。
内容物はケースに装着されたタブレット本体と、充電ケーブル、充電器、SIMピン、肩紐、ARアプリ用動物カード、そしてユーザーガイドです。
本体外観の紹介
タブレット本体には、分厚くクッション性の高いカバーが装着されています。カバーの左側には取っ手が付いており、角度を調整することでスタンドとしても使用できます。
背面には滑り止め効果のあるおしゃれなテクスチャが施されています。また、タッチペンを収納できるスペースや、カメラ、スピーカー、ボタン類の位置に合わせて開口部が設けられています。
上部側面には充電口が、
下部側面にはスピーカー、
背面向かって左側には電源ボタンと音量ボタンが配置され、そしてタッチペンが収納されています。
取っ手部分は前後にそれぞれ90度ずつ角度調整が可能で、2段階の角度でタブレットを立てかけて使用できます。
また、カバーは柔らかい素材で滑りにくいため、机に置くだけで安定し、手で押さえなくてもゲームなどを楽しむことができます。
初期保護フィルムは無し
初期状態では、ディスプレイ面に保護フィルムは貼られていませんでした。保護フィルムを購入する場合は、ガラスフィルムだとカバーの脱着時に干渉する可能性があるため、薄いフィルムタイプがおすすめです。
画面保護フィルムはPDA工房製品がお勧めです!
カバーだけで170gの重量
カバーを取り付けた状態での総重量は約460gとなります。タブレット本体は約290gなので、カバーだけで約170gもあることになります。タブレットスタンドを活用して置いて使用するケースを想定した設計で、保護性能を極限まで高めた結果、重量が増加してしまったと考えられます。
重さは設計上しょうがないですね。
持ち運び用の肩紐が付属
8.4インチタブレットとはいえ、分厚いカバーが装着されているため、カバンに入れるにはそれなりのスペースが必要です。しかし、付属の肩紐を取り付けることで、手軽に持ち運べるようになります。
写真は110cmの4歳の娘が肩から下げている様子です!見た目もかわいいですね!
ALLDOCUBU KIZPAD PRO はタブレットとしての基本性能は「iPlay 50mini」
カバーを外すと、同社製の8インチタブレット「ALLDOCUBE iPlay50mini」と全く同じ筐体のタブレットが現れます。
見た目だけでなく、ハードウェアやソフトウェアも「iPlay50mini」タブレットと変わりません。子供用アプリを起動しない限り、通常のタブレットとして使用できます。タブレットとしての詳しい性能等は、以下の「iPlay50mini」のレビューをご覧ください。
⇩「ALLDOCUBE iPlay50mini」のレビュー記事はこちら⇩
なお、本機はWidevine L1に対応しているので、正確には「iPlay50mini NFE」と同一と言えます。
ALLDOCUBU KIZPAD PRO は子供向けのOSを常時表示させることで子供用タブレットとして運用
通常モードは普通のAndroidタブレット
初期状態のホーム画面には、子供向けのアプリが4種類プリインストールされている以外は「iPlay50mini」と全く同じです。この状態では、通常のAndroidタブレットとして使用できます。
「KIDS CARE」で子供用のオペレーションシステムを起動することが可能
子供向けにプリインストールされているアプリの一つ、「KIDS CARE」を起動すると、上の画像のようなポップなホーム画面に切り替わります。画面上にはアプリが並んでおり、ゲームや教育系アプリだけでなく、カメラやブラウザなどのアプリも起動できるようになっています。
通常のホーム画面に戻るには「親パスワード」を入力する必要があるため、子供が勝手にこのオペレーションシステムを終了することはできなくなっています。ディスプレイをOFFにしてから再度電源を入れても子供用の画面が表示され、下からのスワイプ等通常のホーム画面に戻る操作は無効化されています。
子供が有害なコンテンツにアクセスできないので、安心して子供に持たせることができます!
知育ゲームや教育ゲームが豊富に存在
「KIDS CARE」の中にはさらに複数のアプリが内蔵されており、様々なゲームや教育アプリを遊ぶことが可能です。
めちゃくちゃ数が多くて数えるのを諦めました!すごいです!
「AR Zoo」で付属の動物カードにカメラを向けると動物が出現
「AR Zoo」アプリを起動して、カメラを付属の動物カードにかざすと、その動物が3Dで出現します。普段見ることのできないような猛獣とも、画面上で安全に触れ合うことができます。
「キッズTV」ではYouTube の子供向け再生リストがまとめられている
「キッズTV」アプリを起動すると、YouTubeの子供向け動画のリストがカテゴリー別に表示されます。さまざまなジャンルの動画を楽しめます。
ブラウザやギャラリーも子供向けの UI で利用可能
ブラウザやギャラリーもこの子供向けモード内にアプリとして存在し、子供が安全に使用できるようにカスタマイズされています。
もちろんブラウザでは有害なコンテンツは閲覧することはできません!
アプリを安全にダウンロードが可能
さらに、「キッズショップ」アプリから、1歳から11歳を対象としたアプリを追加できます。46種類ものアプリが用意されており、ゲームを中心に様々なコンテンツを楽しむことができます。
内臓されているアプリだけでもとてもたくさんあって凄いと感じたのに、さらに追加できるのは驚きです!
ALLDOCUBU KIZPAD PRO の価格
定価 ⇒ 18,500円
⇩タブレットの中身「iPlay50mini」はこちら⇩
まとめ:子供の初めてのタブレットとして最適な端末
ALLDOCUBE KIZPAD PROは、子供向けのタブレットとしてはもちろん、大人も満足できる性能と機能を備えた一台です。1万円台という手頃な価格ながら、高精細なディスプレイ、高性能なプロセッサ、豊富な子供向けコンテンツなど、魅力的な特徴が満載です。
初めてのタブレットとして、お子様の学習用として、あるいは大人の方のサブ機として、幅広い用途で活躍すること間違いなしです。ぜひ、この機会にALLDOCUBE KIZPAD PROを検討してみてはいかがでしょうか。